森 百合子(もり・ゆりこ)さんは北欧ジャーナリスト、エッセイスト、食器と布の店 Sticka店主。
森 百合子さんは北欧5か国で取材を重ね、執筆活動やトークイベントなど、
幅広い活動で北欧のライフスタイルを伝えている。
築90年になる古民家を4回に分けてリノベーションし、自宅にも北欧の知恵やアイデアを取り入れている森さんが考える「暮らしのたしなみ」について伺いました。
東京田園調布では、北欧ヴィンテージの食器やテキスタイルなどを揃える「Sticka(スティッカ)」という小さな店を自ら営んでいます。
Stickaは築80年を超える民家を活用した店舗で、森さんが現地で選んだ品々が並びます。
また店名「Sticka」はスウェーデン語で「編む」を意味し、人や文化、地域、お客様同士がゆるやかにつながっていく場所にしたいという想いが込められ、
食器や雑貨の販売だけでなく、北欧の食や文化にふれるイベントの開催も予定しております、
暮らしの楽しみ・豊かさを分かち合う交流の場ともなっています。
北欧の深い造詣に基づいた独自のセレクト、軽やかな美意識を反映した空間づくり、
そして人と人を編みつなぐ温かい発信力が、森百合子さんと「Sticka」の大きな魅力です。

森 百合子(もり・ゆりこ)さんの経歴
職業:北欧ジャーナリスト、エッセイスト、食器と布の店 Sticka店主
誕生:非公開
出身地:東京都
学歴:大学卒業 非公開
趣味:スウィングダンス
職歴
大学卒業後コピーライターの広瀬正明氏に師事。
2002年に独立。
スウェーデン大使館、フィンランド大使館との仕事をきっかけに、北欧の暮らしや文化への知識を広げる。
2010年にはじめての著書となる『北欧のおいしい話 スウェーデンのカフェからフィンランドの食卓まで』を刊行。
北欧5カ国で取材を重ね、旅のガイドブックやエッセイ、カルチャー誌への寄稿、映画解説などを中心に執筆。
日本・スウェーデン外交関係樹立150周となる2018年にはスウェーデン大使館より、日本とスウェーデンをつなぐ『将来を開くパイオニア』の一人に選出されている。
インスタグラム:allgodschillun
森 百合子さんの著書!
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Sticka(スティッカ)のお店の場所は!
住所:東京都大田区田園調布3丁目4−7
現在は月に1回、週末オープン 12:00〜18:00
予約にて、来店いただくこともできます。
問い合わせページよりご希望日時をお知らせください。折返し連絡をいたします。
田園調布駅より徒歩2分。
田園調布幼稚園の隣にある平屋の一角です。
HP:https://hokuobook.com/asksticka/
森 百合子さん北欧の暮らしから得たインテリアのコツ!
森百合子さんが北欧の暮らしから得たインテリアのコツは、ただ「シンプルに考える」のではなく、
暮らしや気分が楽しくなる工夫を少しずつ書いており 特に照明の使い方、
色やテキスタイルの選び方、そして「自分の好きな物とうまくいく」柔軟な姿勢が特徴です。
照明の工夫
居心地の良さは灯りによって生まれると考え、一つ部屋の大きな照明を頼るのではなく、
フロアランプやテーブルランプ、小さな照明を組み合わせて配置するのが北欧流です。
明るい明るすぎず、間接的な光と温もりのある味わいでリラックスできる空間を作り上げています。
色とテキスタイルの工夫
色のトーンを揃え、カーテンやクッションカバー、キャンドルホルダーなど雑貨類もカラーバランスを重視して選んでおり、
季節や気分に合わせてファブリックやクロスを変えることで、気軽にお部屋の雰囲気をリフレッシュできます。
好きなものを活かす収納・飾り方
無理に物を減らすのではなく、「見せたい物は上手に飾る、見せたくない物は布や壁面収納で隠す」など、メリハリのある空間づくりを心がけております。
北欧の家にも実際には物が多いことがあり、空間がすっきり見えるのは収納やディスプレイの工夫があるから考えています。
日々の工夫と楽しみ
完璧を求めず、少しずつ自分に合った暮らしを作っていくことの大切さを強調しています。
季節ごとに花を生けたり、テーブルクロスを変えたりして日々の変化を楽しむ姿勢も、森さんらしいポイントで、
北欧の考え方を原点にしつつ、日本の暮らしに心地よく馴染んで工夫が、森百合子さんのインテリア哲学について考えます。

