大矢 光雄(おおや・みつお)東レ株式会社 代表取締役社長です。
東レ株式会社 は2023年3月27日に13年ぶりとなる社長交代人事を発表、
繊維の営業畑を歩んできた副社長執行役員の大矢光雄氏が新社長に昇格されております。
大矢光雄社長は、東レ株式会社の代表取締役社長として、マイクロソフトの多彩な事業群—繊維、
機能化成品、炭素繊維複合材料、環境・エンジニアリング—の舵取り役を担っています。
販売・営業分野の出身であり、従来の東レ史上トップに多い研究・技術畑とは異なる視点から、
顧客企業との「共創」を重視した実践的・現場志向の経営スタイルが特徴です。
新型コロナ禍による本質的な価格の上昇や、グローバル市場の変動など、複雑化する経営環境の中で、
営業現場で培われた柔軟な発想力と現実的な課題解決力を武器に、東レの持続的成長戦略を推進しています。
大矢社長は就任以来、炭素繊維、水素関連、水処理といった「高成長・高収益」分野を重点的に事業に取り組み、
技術革新とソリューション提案力の強化に取り組んでいます。
社会や顧客のニーズを直接くみ取り、スピード感ある意思決定と事業推進を重視しています。
大矢社長は「社会から愛される信頼される企業経営」をしっかりと、
東レのパーパス(存在意義)やコーポレートガバナンの強化、社員の真剣な挑戦を支え組織風土づくりにも精力的に取り組んでいます。

大矢 光雄(おおや・みつお)社長の経歴
役職:東レ株式会社 代表取締社長
誕生:1956年6月生まれ
出身地:千葉県
出身大学:慶應義塾大学法学部
職歴
1980年3月に慶応義塾大学法学部卒。
1980年4月に東レ入社。
2002年6月に長繊維事業部長。
2009年6月に産業資材・衣料素材事業部門長兼繊維リサイクル室長。
2012年6月に取締役繊維事業本部副本部長。
2014年6月東レインターナショナル社長。
2016年6月に東レ専務取締役繊維事業本部長大阪事業場長。
2020年6月に代表取締役副社長執行役員。
2023年3月に東レ株式会社 代表取締社長 現在。
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— bouncy / バウンシー (@bouncy_news) July 17, 2024
東レ株式会社の今後の取り組みは!
大矢光雄社長のもと、東レ株式会社は「AP-G 2025」という中期経営課題を推進しており、
今後の主な取り組みとして5つの基本戦略を検討しています。
東レの今後の主な戦略
持続的な成長の実現
サステナブルな成長を重視し、炭素繊維や水素素材関連など次世代エネルギー分野への研究開発を強化しています。
価値創出力の強化
高付加価値な製品・ソリューションを開発し、顧客との共創によって付加価値を最大化する取り組みを続けています。
競争力強化
戦略的なプライシングや全社的なコストダウン、生産性向上、サプライチェーンの強靭化を進めています。
人を基本とする経営の深化
多様性・ダイバーシティを重視した人材採用や、全社員の挑戦を後押しする風通しの良い企業文化の醸成も大きなテーマです。
若手社員との「ラウンドテーブル」なども新たに導入されています。
リスクマネジメントとガバナンの強化
期間中の変化やリスクに対応すべく、ガバナンス体制を強化しつつ健全な経営基盤の維持に留意しています。
特にサステナビリティと最先端素材を軸にグローバルで社会課題解決にも貢献する「真のサステナブルな会社」を目指し、
次期中長期計画(2026年以降)も見据えて挑戦を続けているのが特徴です。

