笹山 晋一(ささやま ・しんいち)東京ガス株式会社 代表執行役社長CEOです。
2023年(令和5年)4月1日付で笹山晋一氏が就任しました、戦後では初の理系出身社長なのです。
小学5年生から読書好きで、特に高校時代に『宮本武蔵』を読み、沢庵和尚の教えや五輪書から「全体を見る視点を学んだそうです。
叉、新しいことに取り組む際、その分野の本を20〜30冊読むそうです。
笹山 晋一社長はデータ分析などのIT部門や営業などの企画部門が長く、
2016年から始まった電力小売自由化の前から料金メニューなどの営業戦略を構築された。
300万件を超える電力顧客獲得に貢献するなど、社内では「電力事業の立役者」として、その手腕を発揮。

笹山 晋一(ささやま ・しんいち)社長の経歴
役職:東京ガス株式会社 代表執行役社長CEO
誕生日:1962年6月11日生まれ
出身地:岡山県倉敷市
出身大学:東京大学工学部
趣味:旅行(全都道府県旅行)、ゴルフ、読書
職歴
1986年4月に東京ガス 入社。
2003年7月にエネルギー企画部 マーケティンググループマネジャー。
2010年1月に総合企画部 エネルギー・技術グループマネージャー。
2014年4月に事業革新プロジェクト部長。
2016年4月に執行役員 総合企画部長。
2018年4月に常務執行役員 デジタルイノベーション本部長、総合企画部担当。
2019年4月に常務執行役員 デジタルイノベーション本部長、総合企画部、企業革新プロジェクト部担当。
2020年4月に専務執行役員 エネルギー需給本部長。
2020年6月に取締役 専務執行役員 エネルギー需給本部長。
2021年6月に執行役専務 エネルギー需給本部長。
2022年4月に代表執行役副社長 CSO。
2023年4月に代表執行役社長 CEO。
HP:https://www.tokyo-gas.co.jp/index.html
笹山 晋一東京ガス社長の今後の目標は!
1・エネルギー安定供給と脱炭素化の両立
東京ガスの中期経営計画(2023〜2025年度)の最終年度に向けて、
エネルギーの安定供給を維持しつつ、脱炭素化を加速することを最重要テーマとして掲げています。
2. 3つの成長セグメントの確立(2026〜28年度)
2026〜28年度の新中期経営計画では、次の3分野を「成長の柱」として確立する方針です。
・エネルギー
・ソリューション
・海外事業
さらに、2030年度に予定していたセグメント利益2000億円の達成を2年前倒しで目指すという強い姿勢も示しています。
3. ROE(株主資本利益率)の向上
・2025年度:ROE 8.1% を達成目標
・2030年ごろ:ROE 10%以上を目指す方針
資本効率を最重要指標とし、資産売却や自社株買いなども積極的に活用する姿勢です。
4. 海外投資の強化(特に米国)
次期中計(2026〜28年度)では、海外投資3500億円の「過半を米国に投入」する方針を明確にしています。
・テキサス州周辺でのガス事業強化
・シェールガスの上流〜中下流までのバリューチェーン構築
・国際的なガストレーディング機能の強化
北米を最重要地域と位置づけているのが特徴です。
5. 安定した利益成長の実現
現行の中期計画の成果を踏まえつつ、
「安定的な利益成長」を次期中計の中心テーマとして掲げています。
まとめ:笹山社長のビジョンは?
笹山社長の目標は、単なる短期の利益確保ではなく、
「脱炭素 × 安定供給 × 海外成長 × 資本効率」
を同時に実現する、かなり攻めた経営戦略です。
特に北米事業の強化とROE向上へのこだわりは、
東京ガスを“国内ガス会社”から“グローバルエネルギー企業”へ進化させる意図が強く感じられます。
エネルギーを供給する巨大企業、東京ガスは今やガス事業だけでなく、電力事業にも進出し、
さらにハウスクリーニングや空き家のケアなど、生活をサポートする企業へと変貌しつつあります。今回は東京ガスの笹山社長をゲストに迎え、事業の多角化、エネルギーの展望等について話を伺いました。 pic.twitter.com/AgogVcqBPd— カンブリア宮殿 (@cambrian_palace) December 28, 2025
東京ガスの将来性分析!
■Compass 2030(長期ビジョン)
東京ガスは2030年に向けて、
「次世代エネルギーシステムをリードする企業」を目指すと明言。
主な成長領域は以下の通り:
・GX(脱炭素)商材の拡大
再エネ、合成メタン、蓄電池など
・ソリューション事業の強化
企業向けエネルギー最適化、レジリエンス需要
・海外事業(特に米国)
シェールガス、LNGトレーディング、VC構築
2. 財務面から見る将来性
■ ROE改善への強いコミット
・2025年度:ROE 8.1% 目標
・2030年ごろ:ROE 10%以上を目指す
資本効率を重視し、
・不採算事業の売却(豪州LNG、メキシコ再エネなど)
・自社株買い1200億円(2025年度)
など、株主還元姿勢も強い。
■ セグメント利益の成長
2025年度計画では、
・
海外事業:671億円(前年比 +463億円)
→ 米国事業が急成長中
3. 市場環境から見る将来性
■ 追い風
・脱炭素社会への移行(再エネ・水素・合成メタン需要)
・電力・ガス自由化による新サービス需要
・企業のレジリエンス需要(BCP対策)
■ 逆風
・都市ガス需要の長期減少
・LNG価格の変動リスク
・再エネ競争の激化
ただし、東京ガスは事業ポートフォリオの入れ替えを進めており、リスク耐性はむしろ強化されていると評価できます。
