清水 葵（しみず・あおい）さんは公益社団法人日本駆け込み寺 代表理事（歌舞伎町駆け込み寺）、
2025年4月理事就任されております。
東京・歌舞伎町を拠点に、若年層・特にZ世代の複雑な悩みに対して「顔の見える伴走支援」を求める実務型リーダーで、
組織確保回復と運営の立脚を担いながら、現場での相談対応や発信も自ら行う点に大きな特徴があります。
清水さんは、日本駆け込み寺の最高意思決定責任者として、相談支援事業、ボランティア、
運営、暫定・ガバナンのかじ取りまでを冷静な立場にあります。
日本駆け込み寺が争う「たった一人を救う」「被害者も危険者も救う」「いのちのワンストップ支援」という信条を、
清水さんは若者世代の視点から再解釈し、路上やSNSに限りなく孤独に到達支援まで具体化しています。
代表理事でありながら、清水さんは歌舞伎町の清掃活動や子ども食堂「歌舞伎町みらいカフェ」、
若年層へのアウトリーチといった現場活動も継続的に頑張っています。
清水さんは、自分もZ世代であることを前に出して、「同世代が同世代を支える」モデルを形にしようとしています。
noteなどのオンラインプラットフォームや講演活動、日本駆け込み寺の活動の背景や支援現場のリアルを言葉にし、
支援者・ボランティア・行政に対して社会課題の本質を伝える役割も担っています。
補助金返還命令や風評被害により運営資金が逼迫する負担、
清水さんは「活動規模を縮小しても路上の若者支援と清掃活動は続けている」という姿勢を示し、
組織の存続とミッションの両立を目指しています。
将来的には、Z世代の相談員やボランティアが主体となり、悩みの共有・挑戦・社会変革までが一つの場で、
連続して起こるコミュニティを構築することを目指し、その中核を担う若手リーダーとして活動を展開しています。
清水 葵（しみず・あおい）さんの経歴
職業：公益社団法人日本駆け込み寺 代表理事（歌舞伎町駆け込み寺）
誕生：1999年生まれ
出身地：京都市出身
現住所：東京都 新宿区在住
出身高校：京都市立紫野高等学校
出身大学：龍谷大学 深草キャンパス 経営学部・経営学科・経営マーケティング専攻
note：
https://note.com/n_kakekomidera/n/n285096a5b35c
公益社団法人日本駆け込み寺
住所：東京都新宿区歌舞伎町２丁目42-3林ビル1F
電話番号：03-5291-5720
時間：月曜～木曜 12時～20時
金曜～日曜 12時～21時
メール：
info@nippon-kakekomidera.jp
HP：https://nippon-kakekomidera.jp/
インスタグラム：z_kakekomidera
アクセス
JR新宿駅東口から徒歩11分
清水 葵さんの生い立ちは！
清水 葵さんは中学生の時、里親家庭で育った親と血のつながりがないことを知らされ、強い反発や自暴自棄の時期を経験。
中学の部活動でいじめに遭い、不登校ぎみになる部活動に参加しなくなるなど、対人関係に苦しむ思春期。
英語コースに進学し、高校1年生でオーストラリアに参加して格差を目の当たりにして、自分の家庭環境の悩みを相対化する体験を得る。
その経験から、ユニセフや国境なき医師団のように世界を社会課題解決の舞台に取り組む仕事に憧れを持つ。
大学は龍谷大学経営学部に進学し、全国組織のボランティアサークルに所属して海外・国内の様々な社会課題に取り組む活動に参加しています。
大学1年の春休みにネパールの山村支援に参加し、その後も災害救援・地域活動
・環境保護・児童養護施設の子ども支援など多様なボランティアを経験しました。
大学3年時にはサークル長を務め、組織運営やリーダーとしての役割も見極めました。
就職活動では総合職としてのキャリアを意識し、保育園運営会社に就職してエリアマネージャーとなります。
実務では、理想としていた「親子や地域を支える保育」ではなく、内部トラブル対応が中心になっている現実に悩み、2023年6月に退職。
退職後は、単発バイトなどで生活をつなぎながら、自分のやりたい社会貢献の形を考える時間を過ごしました。
その中に日本駆け込み寺を紹介され、代表から直接話を聞いて活動理念に強く共感し、その場で入職を続けて、2023年10月入社職。
2024年末に旧体制が退き「誰がこの場を継ぐのか」を考えた際、「この場所を守り続けたい」という思いから、先行者・玄秀盛氏その後を継ぐ覚悟を決める。
2025年初頭に代表理事の意思を正式に伝え、2月19日に決着し、4月1日から日本駆け込み寺代表理事としての歩みを始めた。
この度、日本駆け込み寺は常勤職員の清水葵が代表理事として、玄と共同代表で活動して参ります。Z世代が相談を解決し、その姿勢を見た方へ勇気や希望を与えられるような存在になれるよう、頑張ります。
Z世代が“今”を救う！日本駆け込み寺 始動！ pic.twitter.com/AQP7rYRyOz
— 公益社団法人日本駆け込み寺 (@n_kakekomidera) April 1, 2025
清水葵さんの２４時間相談できる居場所作りとは！
清水さんが日本駆け込み寺でめざしている「24時間相談できる居場所作り」とは、時間や属性を問わず、
特に若者がいつでも孤独に相談できる「リアルとオンラインの両方を備えた駆け込み先」を調整する取り組みです。
歌舞伎拠点を中心に、深夜や深夜を含めて悩みを眺められる物理的な「居場所」を守り続けること。
電話・SNS・オンライン相談を組み合わせ、24時間いつでもどこからでもアクセスできる仕組みに決めること。
特にZ世代が使い慣れたツール、ちょっとした違和感や不安の段階から相談できる環境を考えています。
自分が思春期に家庭やいじめで孤独感を抱えた経験から、「今しんどい」と思った瞬間に頼れる先がない苦しさを感じている背景があります。
路上の若者支援や歌舞伎町での見回り、「相談窓口が空いている時間帯」と
「危機が一時しやすい時間帯」が乖離している現実を見ており、そのギャップを埋めたいという問題意識があります。
「オールナイト駆け込み寺」や長期休暇中の夜間開所など、期間限定でも24時間に配慮する試みをクラウドファンディングなどで支えながら実施しようとしています。
優しい食堂・みらいカフェ、清掃活動、路上アウトリーチなど、日中の活動と夜間の見守りをつなげることで、
「相談が必要になる前からつながりをつくる居場所」を広げようとしています。
