歴史

パプリカという名称は、トウガラシ属の栽培品種の一つであることと、香辛料の名称でもあることが分かります。赤色や黄色、橙色などの果実が流通していますが、紫色や茶色の品種も存在します。

ピーマンの名前の由来は、フランス語の「piment（ピマン）」に起源を持ちます。ピーマンは、トウガラシを意味するフランス語の語彙「piment」やポルトガル語の "pimento"（ピーメント）に由来し、辛みのないトウガラシを指すようになった結果、その名前が定着したものです。

レタスの名前の由来は、ラテン語と和名に起源を持っています。英語名の"Lettuce"は、ラテン語の「Lactuca（ラクトゥカ）」が語源となっています。

水菜（ミズナ）という名前の由来について、ミズナは、アブラナ科の越年草であり、アブラナやカブなどと同種であることが分類されています。

パセリの名前の由来は、「petroselinon（岩場のセロリ）」というギリシャ語に由来しています。パセリはセリ科の二年草であり、地中海沿岸地方原産で特有の強い香りを持ち、葉は複葉で細かく裂け、縮れています。 また、「オランダゼリ」とも呼ばれます。

ネギ（葱）は、ユリ科の多年草であり中央アジア原産です。日本でも古くから栽培され、元々は「き」と呼ばれていました。

人参の名前の由来は、「朝鮮にんじん」のことを指す言葉だったとされています。人参という漢字が当てられたのは、朝鮮にんじんの枝分かれした根の形が人の姿を思わせることからきていると言われています。

菜の花（なのはな）の名前の由来は、アブラナ科の植物の花の総称とされています。菜の花は、地中海沿岸が原産地で、奈良時代に中国から渡来したとされています。

なすの名前の由来についてはいくつかの説が存在します。奈良時代に中国から日本へ、「夏実（なつみ）」という言葉が転じて「なすび」となったというものです。

ポルトガル人によって１６世紀に日本に伝えられた、「とうもろこし」は、「モロコシ」という中国から渡来した植物に似ていたことから、「唐のモロコシ（唐は舶来）」という意味で「トウモロコシ」と呼ばれるようになりました。