1月の雑学!おせち料理の鯛はおめでたい魚なのか?その理由は何?

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披露宴やおせち料理などのおめでたいときに必ずといってよいほど利用される魚といえば鯛だと考える人は多いことでしょう。

年末の魚屋さんや市場のお魚コーナーにおいて、鯛の塩焼きが並ぶさまは豪華だといえます。

ところで、おせち料理などに登場する鯛は本当におめでたい魚なのでしょうか?

その理由もあわせてご紹介させて頂きます。

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鯛はおめでたい魚なのか?

鯛

名前が「めでたい」という語呂合わせにもなっている鯛は、おめでたいとされる赤白の色をもった魚です。

 

鯛は海老やカニを好んでたべており、餌(えさ)として取り入れた海老やカニの体には「アスタキサンチン」という赤色の成分が含まれていて、

それを食べることで鯛の体に蓄積され、赤い色素が体の表面にでているからだといわれています。

 

またお正月に七福神巡りをして縁起をかつぐという人もいらっしゃるでしょうが、

この七福神の中のお一人である恵比寿様(ゑびすさん)が持っていらっしゃるのは鯛という点でもおめでたい魚だといえることでしょう。

鯛がおめでたい理由は?

赤白は昔から縁起がよいとされ、紅白の垂れ幕はお祝いことに使用されていました。

赤い食べ物には、昔から邪気を祓う力があるといわれています。

お祝いには赤飯や鯛の塩焼き、海老などが料理としてだされるのは、邪気を祓うといわれたことの名残だといえるでしょう。

鯛は全体的に赤みの色でお腹の部分が白く、頭からしっぽまでピンとはり、

全体的にしっかりとして綺麗な魚体ですので、縁起物としても重宝されてきました。

 

鯛の身はビタミンB1の含有量が、どの魚類よりも多い魚です。

ビタミンB1には、消化液の分泌を促す効果があり、それによって食欲増進の役割があり、加えて糖代謝にもかかわるといわれています。

 

白身魚で癖のある味を持たない鯛は、たんぱく質も豊富に含まれていますので、子供さんからお年寄りまで、美味しく栄養を摂取できる魚だといえるでしょう。

鯛の他に出世魚の「鰤」(ぶり)も?

おめでたい魚として縁起が良いといわれている魚には、出世魚と呼ばれる魚があります。

お祝い事の鯛と同じように、入学や卒業、就職や結婚など門出を祝う祝宴の料理として、昔から利用されてきました。

鰤(ぶり)、鱸(すずき)、鯔(ぼら)、鮗(このしろ)、鰆(さわら)、黒鯛(くろだい)などは、

成長して大きくなるにつれ、名称が変わっていく、いわゆる「出世魚」といわれる魚です。

 

人間の会社員に例えるなら、平社員から課長、部長、専務、社長といったところでしょうか。

この出世魚の中でも鰤は、現在でも北陸地方では結婚した際に「歳暮鰤(ブリ)」という風習が残っている地域があります。

歳暮鰤は、夫を出世させることができる嫁となるようにと願い、嫁ぎ先に鰤を贈り、そのお返しとして、

嫁ぎ先から嫁となる実家に鰤の半身を送り返すという風習です。

また、山陰地方などでは逆に嫁の実家となるところに、「嫁ブリがよい」と表現するために鰤(ブリ)を贈る風習が遺されており、

地域が違っていても「鰤(ぶり)」が出世を願う縁起物としての役割に変わりはないといえるでしょう。

 

この鰤という名称になるまでには、ツバス(ワカシ、体長15cm以下)、ハマチ(イナダ、体長40cmぐらい)、メジロ(ワラサ、60cmぐらい)、そしてブリ(鰤)と成長して体型が大きくなるにつれて呼び名が変わっていきます。

冬に獲れる「寒ブリ」は高級魚でもあり、古くから人々の大事な食糧として扱われてきました。

脂がのった鰤ですが、意外にも糖質含有量が少なく、Gl値(グリセミック指数)が低い魚として注目を浴びています。

それではGl値が高い低いというのはどういうことでしょうか?

Gl値が高い食品は、食事をした際に血糖値があがりやすいといわれてきました。

それは血糖値が上がりやすい食品を摂取することで、一気に血糖値が上昇すると、

すい臓からインスリンというホルモンが分泌して、血液中のブドウ糖を身体中の筋肉や肝臓などの器官に分散して運ぶことで、血糖値を下げる効果をもっているからだといわれています。

Gl値の高い食品を更に摂取した場合、インスリンが過剰に分泌された状態となると、

血糖値を更に下げようとしますが、肝臓や筋肉の器官などはブドウ糖の受入れ量に限度があるため、余ったブドウ糖などで脂肪を作ってしまうというのです。

つまり、インスリンの過剰分泌は肥満へとつながり、生活習慣病の原因にもつながるといわています。

一方、Gl値の低い食品を摂取した場合は、ゆるやかに血糖値が上がるため、

インスリンの過剰分泌が少ないので、肥満へとつながる可能性も少ないといえるでしょう。

このことからもGl値が低い鰤は、縁起物というだけでなく身体にもやさしい食品だといえます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

慶び事やお祭りの料理の食材としてだされる鯛は、老若男女にかかわらず、おめでたい魚として昔から人々に愛されてきました。

白身魚特有の癖のない、淡白な味わいの中にも奥深い味わいが鯛の特色です。

また、出世魚の代表格ともいえる鰤は、脂のある魚という印象がありますが糖質が少ない魚です。

おめでたい魚である鯛や鰤、その他の魚も縁起物としてだけではなく、私たちの健康を助けるさまざまな栄養価を含んでいる魚だといえるでしょう。

冬の荒海に生きてきた鯛や鰤などの魚たちは、今が旬であり、身が美味しくなる時期です。

私たちもおめでたい栄養価のある魚たちを食べることで、今年一年も健康に頑張っていきましょう。

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