春は新生活がスタートする季節です、通学や通勤のために「あらたに自転車」が必要になる方も多いのではないでしょうか?
とはいえ、いざ選ぼうとすると、種類も大きさも色々あって迷ってしまいますよね。
どうしても安い自転車に目がいってしまいますが、
今回はそんな通勤・通学自転車を選ぶ際のポイントや、安い自転車とメーカー品の違い、雨具の準備や泥よけの有無や、
自転車の反射板の義務化、自転車保険は必要なのかなどをお話していきたいと思います。
1・通学・通勤自転車 男子の選び方
男子の場合、ハンドルがまっすぐで前カゴが付いた
「シティサイクル」や、軽快に乗れる「スポーツサイクル」がおすすめ。
3段変速や6段変速などのギアが付いているものであれば、坂道や長距離も楽々です。
パンクに強い厚手のタイヤを使っていればより安心ですね。
部活道具などで荷物が多くなる場合は、大型のがっしりしたカゴを付けられる自転車を選ぶと良いと思います。
2・通学・通勤自転車 女子の選び方
女子の場合は楽な姿勢で乗れる「ファミリーサイクル」がおすすめ。
一般的な婦人用自転車で、前カゴや荷台、両立スタンドなどが装備されているので、通学・通勤に最適です。
明るく照らしてくれてペダルも軽い
「LEDオートライト」が付いているものを選べば、部活や仕事帰りの道も安心です。
メンテナンスが楽な3段変速付きや、キーキーという音鳴りがしにくいローラーブレーキ付きのものもおすすめです。
3・泥よけは必要なの?
マウンテンバイクやクロスバイクなどのスポーツタイプの自転車には、泥よけが付いていないことがあります。
晴れの日は良いのですが、雨の日は走行中にタイヤから泥水が飛び散ってしまい、気が付いたら制服やスーツに泥が付いてしまった…ということも。
雨の日にも乗る場合は、別売りのフェンダー(泥よけ)を装着しましょう。
これで雨の日も安心できますよ。
4・24インチと26・27インチの違いは?
自転車のサイズ表記を見ると「24インチ」や「26インチ」「27インチ」などと書かれています。
これはタイヤの直径をあらわしていて、1インチはおよそ2.54センチメートルです。
タイヤの直径が大きくなるほど、ペダルをひと漕ぎした時に前に進む距離が長くなるので、同じ力で漕いでいても楽に前へと進んでいきます。
ただしインチが大きくなるほど自転車本体も大きくなっていきます。
24インチは身長135cm以上、26インチは身長140cm以上、27インチは身長150cm以上が目安です。
自転車を選ぶ際はサドルにまたがってみて、つま先が地面に着くか、楽な姿勢で運転できるかどうかをチェックしてみてください。
5・安い自転車とメーカーの違いは?
店頭には1万円前後の安いものから、ブリヂストンやミヤタ、パナソニックなどの大手メーカー品まで、様々な自転車が並んでいます。
安い自転車は形や色などのバリエーションを減らして機能も極力シンプルにし、海外で大量生産をすることでコストを抑えています。
したがって学校や職場で同じ自転車だったりすることが、多々あります。
メーカー品は軽くてさびにくい金属の部品や、長持ちするタイヤなど、品質の高い部品が使われていることが多いので、年数がたってもトラブルが少ない傾向があります。
デザインの豊富さや車体の軽さ、修理部品の取り寄せやすさなども魅力です。
6・雨具は必要?
2015年に道路交通法が改正され、傘差し運転は罰則の対象になりました。
ハンドルに固定する傘スタンドの使用も現在東京都や大阪府をはじめ多くの自治体で規制されていますので、
丈が長めで足元にゆとりがあるタイプのレインコートやポンチョなどを着るのがおすすめです。
フードをかぶった状態でも前方がきちんと見えるかどうかや、ハンドルやブレーキの操作をしやすいか、ペダルがこぎやすいかという点に注目して雨具を選びましょう。
7・自転車の反射板が義務化?
道路交通法では、自転車は「軽車両」として扱われています。
免許不要で気軽に乗れるので普段あまり意識していませんが、自転車は自動車と同じ車両の一種なので、道路交通法で定められている交通規則を守る必要があるのです。
道路交通法 第六十三条では『自転車の運転者は、夜間、内閣府令で定める基準に適合する反射器材を備えていない自転車を運転してはならない』と定められています。
法律違反にならないようにするには、自転車の後部に橙色または赤色の「反射板」もしくは「テールランプ」を装着する義務があります。
自転車購入後に外してしまうと法律違反になりますので注意してください。
8・自転車保険は必要?
自転車で事故を起こしてしまった場合、加害者が高額な損害賠償を求められることがあります。
走行中に歩行者と衝突して意識不明にさせ、9,500万円の賠償命令が下された事故も実際に起きています。
万が一のことを考えた場合、自転車保険に加入することをおすすめします。
保険には自転車安全整備店が発行する「TSマーク」や、保険会社の自転車保険プラン、メーカーや販売店独自の自転車保険などがあります。
対人だけでなく対物まで補償されるものや、自分が被害者になった場合に保険金が下りるものなどいろいろあるので、自分に合った保険を選んでくださいね。
万が一はありますからオススメします。
最後に
自転車もピンからキリまでありますが、実際使用して分かります、
値段によってはパンクが結構ありました、学校の近くに自転車屋さんがあり3年間で3回修理した思い出があります。
また、タイヤの溝も無くなりかけており、卒業と同時に廃車でもお金が掛かりました。
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