4月6日は知る人ぞ知る春巻きの日。
そう、あの点心の定番「春巻き」です。
「春巻きの日」として一般社団法人日本記念日協会において認定・登録されている正真正銘の記念日なのですが、
4月6日に制定された理由が気になる!!
そこで、なにやら4月とゆかりがありそうな春巻きについてリサーチしてみました!
4月6日が「春巻きの日」になったのは?
春巻きといえば中華料理。
というこは、中国の有名な料理人の誕生日?
はたまた中国で春巻きが生まれた記念日?!
いやいや、違うんです。
なんと制定したのは日本の企業。
冷凍食品の製造販売を手掛ける”株式会社味のちぬや”さんなのです。
ではなぜ4月6日なのかというと、
4月=春・6日=ロール(巻き)という語呂合わせから
生まれました。
新年度を迎える4月に春巻きを食べて幸せを巻き取ってほしいという想いが込められているそうです。
春巻きへのふかーい愛情が感じられますね。
余談ですが、4月6日は春巻きの日以外にも、
・「ま(0)し(4)ま(0)ろ(6)」でマシュマロの日、
・「事(4)務(6)」で事務の日、
・「シ(4)ロ(6)」で白(美白)の日」
などいろいろな記念日となっていました。
春巻きの生まれた国は?
日本でもポピュラーなあの春巻きは、中国の福建省や広州などの中国の南方からやってき料理だといわれています。
1300年以上の歴史があり、華僑とよばれる戦前からずっと日本に住んでいた中国人たちが、日本で開いた飲食店で今の春巻きが食べられていたのではないしょうか。
中国では春節前日の夜を大切にしていて、この日に家族で食べる食事に春巻きが食べられているそうです。
春巻きの名前の由来は?
春巻きという名前の由来。
最も有力なものとして、ずばり「春の食材を皮で包む食べ物」だから。
その昔、中国では立春の頃に新芽を出した野菜を具材として薄い餅で巻いて食べられていたようです。
なんとも分かり易いネーミングですね。
そのほかにも宋の時代では立春に、1年間の五穀豊穣を願う人々が集まり、春牛を鞭で打ち付けるのを見るという行事があったそうです。
そのお祝いの席で食べられ始めた「春に食べる巻いた料理」だから春巻きと呼ばれるようになったという説もあります。
どちらにせよ、縁起の良い春の食べ物として親しまれていたことがうかがえる由来ですね。
春巻きはベトナムやイタリアにもある?
春樹には揚げたもののほかに、使った生春巻きもポピュラーですよね。
日本でもおなじみのあの生春巻きはベトナム料理を代表するメニューです。
揚げた春巻きの皮は小麦粉を使った皮を使うことが多いのですが、ベトナムではライスペーパーを使っています。
ベトナムは世界有数のお米の輸出国でありごはんを主食とするお米の国なので、ライスペーパーで巻かれた生春巻きのほか、お米の麺であるフォーも有名ですよね。
ちなみに、ライスペーパーを刻んで細切り野菜と混ぜ込まれた、もはや春巻きとは呼べない「巻かない生春巻き」もベトナムでは食べられているそうです。
そのお味が気になりますね。
ところで「イタリアン春巻き」なるメニューをレストランなどで見かけるのですが、
こちらはイタリアの春巻きというよりも、イタリア料理を連想させるような具材を巻いた創作洋風春巻きといったお料理のようです。
その具材も多彩で、トマトソース、チーズから始まり、バジル、生ハム、イタリアンパセリなどなど、ピザやパスタに使用されるものが目立ちました。
まとめ
日本ではいつでも食べられるポピュラーなお料理ですが、中国では歴史のあるおめでたいお料理なのですね。
さっそく、今日の夕食に具材がたっぷりの美味しい春巻きはいかがでしょうか?
春巻きのルーツを知ると、今までよりもより一層美味しく感じることができるのではないでしょうか!
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