日に焼けると肌が真っ赤になってしまうという敏感肌の人は多いのでは?
昨今は「紫外線はお肌の大敵」と、テレビやネットでは常識になり、美容を気にする方には紫外線対策は当たり前になっています。
帽子やサングラス、服装などで対策をしても、悲しいかな完全に防ぐことはできません。
日焼け止めを塗ったときの、あのベトベトする感じがどうにも耐えられないということで、結局、
予防対策としては「できるだけ太陽の下に出ないこと」という人が結構いるのではないでしょうか?
でも、太陽から肌を守るためにできることがもうひとつあります。
たとえば食生活。
まさに「内側からのケア」です! それは紫外線に対抗できる特定の栄養素を摂取することで日焼けを軽減し、肌細胞をケアしていきましょう! 今回はそんなお話です。
紫外線対策で悪化させる食べ物があるって本当?
「内側からのケア(インナーケア)」で最も大切になってくるのが、日焼けを悪化させる食べ物があるということです。
これらを「外出前には摂取しないこと」 覚えておきましょう。
さて、日焼けを悪化させる食べ物には「ソラニン」といわれる物質が含まれています。
ソラニンとは、「光毒性物質」と呼ばれる成分です。
光毒性物質は、日光など光を浴びると紫外線に過敏に反応し、肌にダメージを与える物質で、
ソラニンを含む食べ物を食べてから外出すると、紫外線を吸収しやすくなるため、日焼けしやすくなってしまいます。
摂取してから2~6時間ほどは紫外線をより吸収しやすいため注意が必要です。
では、ソラニンが多く含まれる食材にはどんなものがあるのでしょうか?
なんと、それはビタミンCを多く含んでいる食材です。
レモン、オレンジ、グレープフルーツなどの柑橘類です。
柑橘類はビタミンCを豊富に含むがため、基本的にはお肌の強い味方なのですが外出前に食べてしまうと、紫外線をより吸収して日焼けをより悪化させてしまう可能性があります。
さらには、夏野菜であるキューリやセロリなどもソラニンを多く含みます。
なので、毎朝グリーンスムージーを飲んでいる方、キューリやセロリは入っていませんか?
もし入っていたら出勤前に飲むのは控えた方が良いのでは?
食べる時間帯もある?
でも、ソラニンを含んでいるからといって、食べないと決めるのは早計(そうけい)です。
柑橘類はお肌のために欠かせない、ビタミンCを非常に豊富に含んでいますし、キューリやセロリは上がり過ぎた体温を冷やす、夏バテ解消の強い味方です。
では、これらの食材を積極的に摂るには、どうしたらよいでしょうか?
ソラニンのピークは摂取して2時間後。
その後は徐々に衰えてゆき、持続時間は6時間程度です。
一方、紫外線の強い時間は10時~15時がピーク。
こちらも、その後は夕方にかけて落ち着いてゆきます。
ということは、答えは簡単で、これらの食材は「食べる時間を変えればよい」のです。
つまり、夕食に食べれば大丈夫です。
日焼けの予防の食べ物は?
インナーケアを行うために、朝食に食べてよいものはなんでしょうか?
日焼け予防やインナーケアに効果的といわれる栄養素を多く含む食材を摂取することが大切です。
紫外線対策にオススメの成分といえば、「ビタミンACE」と呼ばれる、お肌を守る栄養素です。
それは、次の三種のビタミンで、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEです。
これに加えて、抗酸化作用の強いフラボノイド、美肌をサポートするリコピン、メラニンの生成を抑制するポリフェノール、日焼け肌に潤いを与えるカロテンなどが効果絶大です。
そこで朝食にオススメの食材は、イチゴ、トマト、ピーマン、ヨーグルトなどが洋食におススメです。
また、和食ならば、シャケ、カボチャなどです。
まとめ
紫外線対策としての「インナーケア」に適した食品をいろいろお話してきましたが、
日焼けに良いもの、悪いもの、それぞれありますが、日焼けに悪いとされる食材でも、身体には良いものばかり。
食材に併せて食べる時間を選んで、肌ダメージをしっかりブロックして行きましょう。
コメント