湿気で起こる髪の毛トラブル!広がり&うねりを回避は?現役の美容師がお答えします!
梅雨時期の湿気で起こる髪の毛トラブルに悩んでいませんか?
やっと梅雨が明けたらすぐ、夏になって汗でまた髪が決まらない。
今年こそ、今から対策をして梅雨や夏に備えませんか?
湿気で起こる髪の毛トラブルは?
1番みなさんが湿気で悩むのは、まとまりにくい!
これだと思います。
湿気や汗で髪が広がる。せっかく朝アイロンしてもうねりが出てきてしまう。
結ぶしかない…
このような声をよく聞きます。
少しでも朝のスタイリングを楽にするために!また1日ベストな髪型を維持するために!
対処法を見てみましょう。
一つ目…ストレートアイロンをする。
薬剤を使わずにとなれば、ハネやうねり、広がりを抑えるには有効な方法です。
しかし、湿気が多い日は崩れやすいのも事実。
そんな時は仕上げにふわっとハードスプレーをかけてあげると崩れにくくなるのでオススメです。
また、コテやアイロンは180度の熱でクセを伸ばしたりカールをつけています。
毎日180度の鉄板で髪を挟んでいるのですから、ダメージしやすい、カラーも抜けやすい、などリスクもあります。
アイロンを使う際には、180度以上温度は上げず、少し低めにできるのであれば低く。
そして洗い流さないトリートメントを使ったり、お風呂の際いつものトリートメントでも構わないので、少し時間
を置いたり、蒸しタオルを当てたりしてケアしていくことをお勧めします。
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二つ目…縮毛矯正をかける
縮毛矯正は朝のスタイリングが1番楽な方法です。
一度かければ約半年から1年程度は持ちますし、濡れて元に戻ることもないので、梅雨時期にかけると秋冬、
クセの弱い人であれば来年の今頃までスタイリングしやすい状態が続きます。
最近では酸性ストレートを取り扱っているお店も多くなってきています。
酸性ストレートは酸性域でかけるので髪にかかる負担も軽減できます。そして柔らかい仕上がりになるのも人気です。
お客様の中には、「広がりやクセを抑えたいけど縮毛矯正をかけたら、ボリュームがなくなるし…
でもなんとかしたい!」
そんな声もよく聞きます。
ボリュームが出にくい髪質の人は気になりますよね。
そのような時も様々な方法があります。
例えば、トップのボリュームが出にくいならばハチより上(耳より少し上のあたり)はかけずに、ハチ下だけ矯正をかけてみたり、襟足だけ、前髪だけ、顔まわりだけなど、
気になるところだけポイントでかけることもできます。
薬の強さを変えることで、かけてないところとの差がつきにくくすることができますが、やはり1人1人髪の状態もありますので、担当の美容師さんとよく相談することも大事ですね。
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三つ目…結ぶ
お仕事だったり学校の規則で縮毛矯正をかけられなかったり、必ず結ばなければならない。
そのような人も多いと思います。
梅雨時期はスッキリまとめようとせっかく結んでもフワフワ〜と表面の毛が広がってきたり顔まわりがうねってきたり…悩みは尽きませんよね。
そんな時は、結ぶ前に軽くワックスを馴染ませてから結んでみてください。
ハードワックスではなく柔らかく固まらないタイプのものだと時間が経ってからの手直しもしやすいのでオススメです。
そして仕上げにハードスプレーをフワッとかけてあげると時間が経ってから浮きにくくなります。
顔まわりなどはアイロンや部分縮毛矯正をしてみると、より扱いやすくなりますね。
ぜひ試してみてください。
梅雨の時期も悩まないヘアスタイルの相談は?
アイロンや縮毛矯正をする前に、とりあえずカットだけして様子をみよう!
このようなお客様もいらっしゃいます。
そんな時は、少し重めのスタイルにしてみてはいかがでしょうか?
段を入れないボブのようなスタイルだったり、いつもより軽くしないでみたりするだけでも、広がりにくくハネにくいです。
また、広がったりハネたりする場合、短いよりは長いほうが収まりがいいのでバッサリ切るのは秋のスタイルチェンジの時まで楽しみにとっておくのもいいかもしれません。
いかがでしたか?
ぜひスタイルチェンジの参考にしてみてくださいね。
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