『ヘアドネーション』とは、小児がんや先天性の脱毛症、不慮の事故などで頭髪を失った子どものために、長い髪の毛を寄付する活動です。
寄付された髪の毛でウィッグを作り無償で提供してい
ます。
1.ヘアドネーションの条件
2.寄付できる髪の毛
3.寄付するまでの手順
4.寄付できる団体
1.ヘアドネーションの条件は?
ヘアドネーションをするにあたって、どんな髪でもOKなわけではありません。
寄付できる髪の毛・寄付できない髪の毛があるので、もしヘアドネーションを考えているのなら、
今の自分の髪の毛の状態を確認してみましょう!
寄付できる髪の毛
⚫︎毛束の一番長い部分が、31cm以上又は15センチ以上あること。
⚫︎少し引っ張っただけで切れてしまうようなダメージがある場合はNG
⚫︎年齢や性別は問わない
⚫︎カラーリングやパーマ、縮毛矯正がかかっていてもOK
⚫︎薬を飲んでいる人でもOK
特に、基準の長さに満たない髪の毛はウィッグにできないので注意しましょう!
2.寄付するまでの手順は?
ヘアドネーションをするにあたって2通り方法があります。
1つ目はヘアドネーションを受け付けている美容室で切ってもらう。
2つ目はヘアドネーションを受け付けていない美容室で切ってもらった髪を自分で郵送するという方法です。
現時点ではどの美容室でもヘアドネーションができるわけではなく、登録してある美容室でしかヘアドネーションは行っていません。
なので、まずは、自分がいつも行く美容室がヘアドネーションをやっているかどうか?を確認してみてください。
☆美容室でヘアドネーションを受け付けている場合!
①美容室でヘアドネーションをやっているか確認する。
②やっているのであれば、メニューを聞かれた際にヘアドネーションをやりたい事、その後カットをすることを伝えます。
③美容室で長さを決める
31センチ以上という規定にはなっていますが、たくさん伸ばして、それ以上寄付したいという方もいるはずです。
どのくらい寄付して、その後どんなスタイルにカットしたいのか相談します。
④ヘアドネーションで寄付する髪を切った後に通常のカットをしてもらいます。
⑤ヘアドネーションを取り扱っている美容室の場合、髪をまとめたり、
郵送する手続きなどは美容室でやってくれるので、希望の髪にしてもらったらお会計をしておしまいです。
自分で行う手続きが少ない分、スムーズにヘアドネーションができそうですね!
続いては、いつも行くお店でヘアドネーションをやっていない場合を見ていきましょう。
☆ヘアドネーションを受け付けていない美容室!
①予約の際ヘアドネーションをやりたい旨を伝える。
切るところまでお願いして、発送などは自分でしますが大丈夫ですか?と事前に聞くことが大切です。
普通に切った髪の毛をただまとめて送るわけではないのでゴムで閉じたり長さを測ったりしてもらえるか確認しましょう。
②美容室でヘアドネーションの髪を切った後どんな髪型にするか決める。
ヘアドネーションを取り扱っていない美容室で切る場合は?
⚫︎全体で最低31センチ以上なければならない
⚫︎少しずつゴムで束ねてカットし、それをさらに一つにまとめてもらうこれを必ず伝えてください。
長さが短かったり、太く一本にまとめた髪は受け付けてもらえません。
気をつけましょう!
③カットが終わったら、ヘアドネーション用の髪を受け取って帰り、自分で郵送します。
4.寄付できる団体は?
現在ヘアドネーションを扱っているところは4箇所あります。
それぞれ対応している長さが違うので注意しましょう。
髪の長さ31センチ以上
⚫︎ジャーダック
⚫︎女子高生ヘアドネーション同好会
HP:https://www.instagram.com/hairforchildren/?hl=ja
⚫︎NPO法人HERO
髪の長さ15センチ以上
⚫︎つな髪
HP:https://www.organic-cotton-wig-assoc.jp/
などがあります。
長さを注意すれば大きな違いはないので好きなところを選ぶと良いでしょう。
送る時は必ず着払いでは届きません!自分できちんと送料を払いましょう!
各団体によって自分の情報を書くエントリーシートのようなものを同封しなくてはならない所があったり、
送り方も、レターパック、段ボール、封筒などバラバラです。
また、ビニール袋には入れない、ラップで包まないなどそれぞれに細かい注意点もあるので、送る際は各ホームページをしっかり読んで下さいね。
いかがでしたか?
ヘアドネーションをぜひやってみたい!という方は参考にしてみて下さいね。
ヘアドネーション!
カラーや縮毛をしていても長さがあれば寄付できます。 pic.twitter.com/cE0x6QFJ3T
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