春分の日の意味は？
春分の日は、春と秋の間で昼夜がほぼ等しい日を指します。
これは、太陽が真東から昇り、真西に沈む日です、春分の日は自然と人間が共生していくことの大切さを思い、自然に感謝する日とされています。
春分の日として定められたのは、１９４８年（昭和23年）の公布された祝日法によります。
これにより、春分の日は日本の国民の祝日として定められ、毎年３月２０日または２１日に設定されています。
ただし、春分の日」に対応する行事や風習自体は、それ以前から日本の各地で行われていました。
「彼岸という仏教の行事」は、春分の日を中日として行われ、この日は先祖の霊を慰める日とされてきました。
なお、春分の日の日付は太陽の位置によって決まるため、毎年少しずつ変動します。
食後にはぼた餅。 pic.twitter.com/zZ8fY0oLzf
— 白ぃ端末 (@shiro_stamemo) February 25, 2024
春分の日の ぼた餅はなぜ？
ぼた餅とおはぎは、見た目や食材は非常に似ていますが、主に使用する米の種類とその時期に違いがあります。
ぼた餅はお彼岸の春（3月）に食べられることが多いです。
ぼた餅は上新粉（もち米を粉にしたもの）または白玉粉を使って作られます。
使用する米の種類：おはぎはもち米を使い、蒸してからつぶして作ります。
おはぎは主にお彼岸の秋（9月）に食べられます、これは新米のもち米が収穫される時期と合致しています。
ただし、地域や家庭によって名称や習慣が異なる場合もあります。
たとえば、関東地方では春に「ぼた餅」、秋に「おはぎ」と呼び分けることが一般的ですが、関西地方では通年「おはぎ」と呼ぶことが多いです。
春分の日にぼた餅を食べる習慣は、日本の仏教の風習である彼岸法要と、季節の移ろいを表す食文化が結びついたもので、
彼岸法要は、春分と秋分の日を中心に7日間行われ、この期間は先祖の霊を供養する重要な時期とされています。
ぼた餅は、その供養の一環として作られてきました。
お墓参り
何とか雨降らずに終わりました✨️
そしてこんな時間だけど
頂きます🍺*(ˊᗜˋ*)و pic.twitter.com/LsIhK446VE
— アール君- ̗̀☾⋆ ̖́- 歌い手🎤 (@R_RATED2020) February 26, 2024
春分の日の行事は？
春分の日の行事としては、お墓参りが主流です。
彼岸の中日である春分の日には、先祖の霊を慰めるために墓参りを行い、おはぎを供えます。
また、自然との共生を考える日でもあるため、自然に感謝する行事も行われます。
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春のお彼岸の全国の特徴的な風習もご紹介！
春のお彼岸は全国各地で様々な風習があります。
・花見：春のお彼岸は、桜の開花時期と重なることが多く、お墓参りの後に桜を見る風習があります。
これは花見というよりも、自然の美しさを通じて先祖を偲ぶという意味合いが強いです。
・ぼた餅やおはぎの作成：前述の通り、ぼた餅やおはぎを作り、家族で食べるまたは先祖の供養のためにお墓に供える風習があります。
・お墓参り：春のお彼岸は、先祖の墓を訪れ、墓石を清掃したり、新たなお花を供えたりする重要な時期です。
これは、先祖を敬い、家族の絆を深める機会とされています。
・菜の花の飾り：一部の地域では、菜の花を飾る風習があります。菜の花は春の訪れを象徴し、明るい黄色は先祖の霊を慰めるために用いられます。
・大阪府 四天王寺 お経木流し
お彼岸の法要として、聖徳太子が建立した大阪府大阪市・四天王寺の「お経木きょうぎ流し（塔婆とうば流し）」が有名です。
・新潟県魚沼では火を灯して祖先を迎え入れる風習。
・秋田県の一部地域ではお彼岸に万灯火（まとび）という野火を焚く風習があります。
・九州地方にはお彼岸に山登りをする風習が残る場所があります。
・佐賀県などでは同様の名称で、地域の神社にぼた餅（おはぎ）を含めた様々な手料理を持ち寄り、神前で酒盛りを行う風習もあります。
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