家に帰ると、何か嫌な臭いがするとか、台所を掃除していると下水臭いような悪臭がするとか、こんな臭いのトラブルで困ったことありませんか?
臭いには敏感な人は結構多く、特に悪臭は耐えられないですよね。
流し台の下は、調味料やフライパンなどの調理グッズなどを入れている方も、多いのでは。
今回はこんな流し台の下の嫌な臭いの原因や掃除法、さらには臭い防止策などのついて調べて見たいと思います。
流し台の下が臭い原因は?
画像:https://item.rakuten.co.jp/vida-vida/246256/
流し台の下が臭い・・・・と一口に言っても、そこには大きく分けて四つの原因があります。
そこで、ひとつひとつご自宅の流し台を確認しながら、原因を見付けてください。
⦁ カビや雑菌が繁殖している。
流し台の下は密封空間ですから、どうしても湿気がたまりやすくなります。
そうすると、カビや雑菌が繁殖し、臭って(におって)くることになります。
⦁ 配管に隙間ができている。
流し台下の配管。 そこの接続部分に隙間が空いていると下水道の臭いが漂ってきます。
調味料や調理グッズなど流し台下に収納しているものをいったんすべて取り出し、
流し台の底と配管を繋ぐ部分および、配管と床から突出している下水管との間に隙間がないか確認しましょう。
隙間があると、そこから臭い下水臭が充満してしまいます。
⦁ 三つ目。
これが最も厄介ですが配管、下水管といった一連の排水管に詰まった汚れから出てくる悪臭です。
排水管には食品のかすや食用油などが流れてしまいがちです。
その結果これらは、排水管内で「ぬめり」となって残り、そこから強烈な悪臭が生まれます。
この「ぬめり」は徹底的に除去する必要があります。
流し台の下が臭い時の掃除は?
原因がはっきりしたので、それぞれに対する掃除法や対処法を探していきましょう。
⦁ まずはじめは、流し台下のカビや雑菌に対する掃除法です。
ゴム手袋をして、窓を開ける等換気します。
次に雑巾に「塩素系の漂白剤(例えば、カビキラーなど)」を吹き付け、 流し台の下全体を拭きます。
その後よく絞った濡れ雑巾で、同じ場所を拭き取ります。
後は、換気を良くしてじっくり乾かします。
⦁ 次は配管の隙間です流し台下と配管の隙間は「パッキン」を新品に交換します。
配管と床下の下水管戸の隙間は、「防臭ゴム」が付いているはずですが、無かったり、破損していれば交換します。
あるいは、「不乾性充填剤 隙間パテ」を使って埋めます。
白色なので清潔感があり、オススメです。
もちろん詰め込む前に各配管の汚れを雑巾で落とし、よく乾燥させてから、パテを隙間に充填してゆきましょう。
⦁ 配管や下水管といった一連の排水管に蓄積した汚れの除去です。
まず、流し台の排水溝に「重曹」を下が見えなくなるくらい振りかけます。
つぎに重曹の上から「お酢」をかけます。
しゅわしゅわし続ける位になったら、お酢をかけるのを止め、30分ほど放置します。
最後にお湯を流して重曹とお酢を洗いながします。
ここまでやった後、次に流し台の排水溝にタオルを詰め栓をします。
そして流し台の深さの80%位まで、40℃以上のお湯を満々と貯えます。 で、一気にタオルの栓を抜きます。
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流し台の下の臭い防止対策は?
流し台の下の臭い防止は、流し台下を常に清潔に保つことです。
とにかく、良く晴れた天気の良い日には、流し台の下の扉を開けておきましょう。
他には「除湿剤」を置いておく。 それと、「消臭剤」を置いておくのも効果的です。 キレイにお掃除した後であれば、さらに効果的です。
まとめ
流し台下の臭いといっても、簡単に対処できるものから、堆積した汚れの除去など、結構な手間を加えないと対処できないものまで色々です。
ですから、一度作業してみてはいかがでしょうか? そうそう、調べて分かったことは、
場合によっては、もともとの施工不良で臭っている場合もあるとか言います。
作業してみて直ならければ一度工務店に相談するのも良いということでした。 ご注意ください。
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