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7月の雑学!7月13日はお盆、迎え火と送り火の意味は?地域で違いがある?

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7月13日は「お盆」です。 

お盆は日本で夏季に行われる祖先の霊を祀る一連の行事をいいます、 日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事です。

と言う事で、今回は「お盆」の色々についてご紹介します。

お盆とは?

墓参り

「お盆」の正式名称は「盂蘭盆会(うらぼんえ)」または、「盂蘭盆(うらぼん)」というそうです。

 

この名称は「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」という“お経”が由来だとされています。

「うらぼん」は日本語では聞きなれない響きですが、サンスクリット語で「逆さ吊りの苦しみ」を意味する「ウラバンナ」から来ているそうです。

 

このお経の元となるエピソードです。

お釈迦様の弟子である、目連(もくれん)は神通力で亡き母親が地獄で逆さ吊りの刑を受けていることを知りました。

なんとかして母を救済できないかと、お釈迦様に教えを乞いました。

そこでお釈迦様は「旧暦の7月15日(現在の8月中旬頃)」に、

多くの高僧を心から供養すれば、三途(さんず)の苦しみから救えるでしょう」と、諭してくれたと言います。

そこで目連はそのとうりに実践したところ、母親は無事往生することができたと言います。

このお経が日本に伝わり、日本古来の祖霊信仰と結びつき、旧暦の7月15日に、先祖の恩に感謝して、お墓参りや迎え火などの、お盆の行事が始まったとされています。

盆迎え火と送り火の意味は?

「迎え火」とは、お盆のときに戻ってくる故人やご先祖様の霊が、途中で迷子にならないように、目印として“門口や”玄関“で火を焚くことです。

個人やご先祖様の霊は、その焚いた火の煙に乗って家の中に迎え入れられるといいます。

「送り火」とは、お盆を共に過ごした個人やご先祖様の霊が、無事に帰れるようお見送りをするために、迎え火と同じ場所で火を焚くことです。

ナスやキューりで作った精霊馬も、このとき一緒に燃やし、その煙に乗って、個人やご先祖様の霊は、天に戻って行くといわれます。

迎え火・送り火の仕方は?

⦁ お盆を迎えるにあたり、仏壇や仏具を清め、盆棚(ぼんだな)を設置します。

⦁ 盆棚に、焙烙(ほうろく)や供え物、キューりやナスで作った精霊馬、盆提灯などを置き、個人やご先祖様の霊を迎え入れる準備をします。

⦁ その後、お墓参りをし、お寺から火種をいただき、オガラと呼ばれる麻の茎を、焙烙と呼ばれる皿の上で燃やして、迎え火を焚きます。

⦁ 故人やご先祖様の霊とともに数日を過ごしたのち、お盆明けの16日に、おなじく焙烙の上でオガラを燃やして、送り火を焚き、お見送りします。

地域で違いがある?

伝統的には、旧暦の7月15日にあたる「中元節の日」に祝われていましたが、明治16年1月1日から、グレゴリオ暦(太陽暦)を採用。

この太政官の改暦の布告で、新暦の7月15日に「お盆」を行うことを原則としましたが、

地域よっては著しく支障があったため、地方によって「お盆」の時期に違いがみられるようになってしまいました。

 

旧暦7月15日(旧盆)が適用されている地域。

沖縄、奄美地方など

新暦7月15日が適用されている地域。

東京都の一部、南関東(主に都市部)、静岡旧市街地、函館、金沢旧市街地など

新暦8月15日(月遅れ盆)が適用されている地域。

現在ではほぼ全国的に多くの地域が採用している。

まとめ

このように迎え火と送り火を書いておりますが、田舎でも

お盆の在り方が変わってきているのです。

お寺さんでも敷地ないでの落ち葉なども燃やすことが出来なくなっているし、

ナスやキューりに割りばしで足をつけた、牛や馬なども川に流すことも禁じられており、

お墓にお供えしたものは、すべて持ち帰るようになっているので時代と共に変わってきて昨今です。

 

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