一人暮らしで最も怖いのが病気やケガです。
もし親類や友人などの頼れる人が近くにいない場合、風邪をひいても切り傷を作っても誰も看病してくれる人がいないため、心細くなってしまいます。
そんな時のために薬や絆創膏を準備しておくと安心ですよね。
さらには深夜の急な発熱、料理中の包丁での切り傷、虫刺されなど一人暮らしでもすぐに薬が必要になることがあります。
このような時に救急箱があるだけでいちいち探す必要がなくなり、具合の悪いまま部屋を歩き回ることはなくなります。
さらにこれは災害時にも役に立ち、いざという時には防災セットにもなるため、必要なものは揃えておくと良いでしょう。
そういうわけで、今回は一人暮らしでも安心な、応急に必要なものを紹介します。
何を揃えればいいかわからない、応急セットはあるけど不安がある、という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
応急処置ができる救急箱に必要な物は?
突然の怪我や病気、災害時に役に立つ救急箱ですが、一人暮らしでは意外と用意している人は少ないのではないでしょうか。
若い人であればまとめておくよりも薬は薬入れに、絆創膏は財布の中に、と分散させる人もいます。
しかし、普段からきちんと揃えてまとめて保管しておくと、いざという時に探す時間が短縮できてとても便利です。
ここで気になるのが、救急箱の中身。
基本のアイテムからあると便利なものまで、用途に合わせて必要なものは幅広く存在します。
しかい、なんでも入れておけばいいというものではありません。
一口に救急箱と言っても、自分の体質や持病、生活習慣などによって微妙に変わってくるものです。
まず、薬は消毒薬を基本として風邪薬、生理薬は必須でしょう。
うがい薬もあれば風邪の予防に役立つだけでなく、風邪のひき初めにも効果は絶大です。
さらに常備薬としては病院で診察を受けることができない時などに解熱鎮痛剤、
せきや鼻水を抑えるものも用意しておくと安心ですが、あまり風邪をひきにくい人には必要ありません。
また、ぎっくり腰や打撲、軽い捻挫をよくする人には消炎パップ剤だけでなく湿布もあると良いですよね。
衛生用品で最低限必要なものは体温計、絆創膏、綿棒、脱脂綿、ガーゼ、包帯、マスク、爪切りです。
消耗品は普段あまり使わないために見落とされがちですが、いざという時のためにあると便利なのでストックはしておくと安心でしょう。
応急セット用の小さなはさみも入れておくと重宝します。
さらに、ここからはあったら便利なものを紹介します。
それは胃痛・総合胃腸薬、下痢止め・整腸剤、吐き気止め、アレルギー薬、ピンセット、ホワイトテープです。
特に花粉症やアレルギー持ちの人は自分の症状にあった薬を用意することが大切です。
加えて、日焼け止めや虫よけスプレーもまとめておくと季節ごとに置き場所を変えることもなく整理のストレスが減少するでしょう。
風邪や腹痛など料理が出来ない場合の常備食品は?
風邪や腹痛など、体調不良の時は料理をするのがとても億劫ですよね。
調理をするには買い物にも行かなくてはいけないし、調理、後片付けも必要になってきます。
しかし、病気になれば食欲はなくなりますし、そんな中でも栄養面に気を遣わなくてはなりません。
そんな時、宅配サービスを利用するのが楽な手段としてまず考えられると思います。
この方法なら自分で調理をすることもないため、買い物や洗い物の手間がないですし、なによりプロの考えた美味しい物をすぐに食べることができます。
親や恋人、友人に頼ることができない場合などにとても役に立ちますよね。
近年、都市では様々な宅配サービスが発達しているため、スマホにアプリをダウンロードすれば簡単な操作で時間の指定などもできるほか、
クレジットカードでの支払いもできてとても便利です。
さらに、冷凍弁当宅配サービスをしている業者に頼めば管理栄養士の監修がされ、栄養面がしっかり考えられているお弁当を届けてもらうこともできます。
冷凍弁当宅配サービスの良いところは、安い業者であればまとめて何食分か購入すると1食500円台というところも少なくないところでしょう。
冷凍で送られてくるため、冷凍庫で保存して好きな時にレンジで温めて食べられるので怪我や病気で料理もできないけれど、
栄養も取りたいという時に最適です。
塩分や糖分を気にしたコースも用意されている場合が多いので選べるというのも良いですね。
そして、最後はやはり安定の冷凍食品とレトルト食品です。
パスタやうどん、おかゆにたこ焼きなど多くの種類が販売されており、缶詰やラーメンも定番なのではないでしょうか。
お湯を沸かせばすぐに食べられるカップ麺も欠かせません。
ただ、こうした食品はどうしても野菜が少なくなってしまったり、塩分過多であったりして栄養が偏ってしまいがちです。
数日であればいいですが、1週間すべてレトルト食品といった食生活は体調の悪化を招くこともあり、
さらにはコストもかさんでしまうので最終手段にしたいところです。
自宅近くの病院は事前に確認を!
病気やケガで病院に行くのは当たり前ですが、一人暮らしでは地元を離れて慣れない土地で暮らしている人も多いです。
そういった場合ではかかりつけ医というものが近くにおらず、初めて受信する病院に行くということもあるのではないでしょうか。
そうした時は保険証と財布、さらにお薬手帳の準備は考えていても、事前に連絡をするということを忘れがちです。
初めてかかる病院では紹介状やその病院への受診歴がないとスムーズに診察してもらえないこともあります。
自宅近くの病院行く場合は必ず事前に連絡をして、受診したい日時、どういう症状なのか、何を持っていけばいいのかなどを伝えておくといいでしょう。
まとめ
一人暮らしでの病気やケガの応急に必要な物を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
応急セットとしてまとめて販売されているものもあるため、そうしたものを参考に揃えてみるのもいいかもしれません。
また、薬や衛生用品は使用期限があるため、使い切りやすい小包装のものを選び、
消耗品や普段よく使うものは比較的安い医薬品を用意するのも1つの方法です。
自分で必要なものをチェックリストにすると買い足すときに便利でしょう。
これを機に救急箱を備えている方も、医薬品の使用期限を確認してみるのもいいですね。
体調不良の時の料理も無理せず、栄養面を気にして食べてみてください。
一人暮らしでこうした状況になるとつい寂しさから不安になってしまいがちですが、この記事が少しでも役に立てばうれしいです。
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