大きな社会の変化に合わせるようにしてリモートワークが急速に広がっています。
会社出勤とリモートワークを組み合わせたり、完全にオンラインだけの仕事になったりと、
その変化の幅は広がっており、今後さらにグローバル化が進んでくると当たり前のようにPC1台で全てができてしまうかもしれません。
そんな中、採用面接もまた、オンライン上のやりとりのみで行うリモート面接を取り入れる企業も増加してくるでしょう。
リモート面接というのは、採用担当者と直接顔を合わせることがないまま選考、
または採用を決められる就職形態になりますが、通常の面接と同じように面接官と話し合って結果が決まります。
距離的に難しいと考えていた企業も、リモートであれば簡単に面接を受けることができますし、
ほとんどの場合は自宅から参加することが多いので、企業に出向いて面接を受けるよりもリラックスして受けることができるのです。
しかし、リモート面接に苦手意識を持つ人も当然いると思います。
パソコンやスマホを使用することに慣れていない場合やどういった行為が失礼にあたるのかまだ手探り状態なので、戸惑うこともあるでしょう。
特に女性は男性と比べて機械についての知識や興味が乏しいこともあり、
リモート面接のために何をどうしたらいいのかわからない人がほとんどなのではないでしょうか。
そんな人たちのために、今回はリモート面接の基本となる、PCとスマホの違いをご紹介していこうと思います。
どちらにも便利な部分と機能的に不十分な部分はありますが、
やはりリモート面接の際にはPCのほうがより確実ですので、その理由を丁寧に解説した情報が満載です。
これからリモート面接を行うという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
PCのほうがより確実な訳!
・パソコンは処理能力が高く、トラブルも起こりにくい。
近年スマホはさらなる進化を遂げ、数えきれないほどの機能を有しているものも開発されていますが、
それでもパソコンと比べると、パソコンの処理能力のほうが高いのは事実です。
もし日常シーンで友達とオンライン通話するような場面があったら、
その際はスマホでも問題ないのですが、就活やビジネスシーンにおいて使用するような各種アプリケーションのほか、
オンラインミーティング用のウインドウ、チャットアプリのウインドウなどをWindowsのデスクトップに並べ、
切り替えながら作業できるのはパソコンの特権です。
また、オンラインミーティングアプリとして用いられるようになったZoomでは、作業中のウインドウを「共有」して参加者に見せる機能があります。
こうした機能を利用するのであれば、デスクトップやタスクバーから共有したいウインドウをすぐに呼び出せるパソコンの方が便利なのは確かですよね。
一方、スマホは例え同じ機能が利用できたとしてもパソコンより作業効率は下がってしまいます。
リモート面接や仕事で使うのであれば、スマホよりパソコンのほうが確実なのはわかりますよね。
画面が固まったりといったよくあるトラブルも起こりづらいため、面接のないように集中することができるのです。
スマホでは上手く電波を拾えない時にアプリが中断されたり、
操作できなくなってしまったりといったことが頻発するので、1時間ほどの面接時間中にそういったことが起こると採用審査に大きく響いてしまいます。
優しい企業の面接官であれば別日を設けてくれるかもしれませんが、
そもそも面接と言うのは信頼のおける社会人であり、有能な新入社員を見極めるための試験です。
相手方の負担になるようなことをしてしまうと失礼にもなってしまうため、あらゆることを考えて準備を進めるようにしてください。
カメラを搭載していないPCの場合は?
最近のパソコンはカメラやマイクが付いているのが当たり前になってきていますが、
カメラを搭載していないpcを利用している人もいると思います。
カメラは搭載していない場合はUSBに接続されたウェブカメラを使うのが一般的です。
しかし昨今の社会情勢から大手家電量販店や通販サイトでPCカメラを購入しようとしても良い製品や人気の製品は品切れが続いており、
今買いたいと思っていてもすぐに手に入らないことが多くなってきています。
そういった場合、スマートフォンを、PCカメラとして接続し、
ミーティング用のアプリケーションに参加できるようにする方法もあるため、
無理に安いWebカメラを買ったり、逆に高価な品物を買うといった衝動的な行動を控えることができるのです。
下記に掲載している便利なアイテムを購入することができるため、参考にしてみてください。
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これはスマホ用のアプリなどを利用するため、iPhoneやAndroidのどちらでもPCカメラとして使うことが出来ます。
しかし、スマホを利用するとマナーモードに設定していないといった小さなミスでもリモート面接中に着信音が響いてしまったり、
カメラから顔が見切れてしまったりといったアクシデントが起こりかねません。
やはり専用のウェブカメラを買った方が安心でしょう。
ちなみに近年のノートpcでは、ディスプレイのフレームの上下どちらかに小さなカメラは付いており、加えてマイクも内蔵してあります。
リモート面接において、顔や声を識別する程度であれば十分な画質と音質なんでわざわざマイクやカメラを揃える必要はないでしょう。
ここで注意してほしいのは、面接中に電源が切れてしまわないようにPCおよびスマートフォンの電源をケーブルと接続しておくか、
フル充電しておくか、どちらかの方法を取っておくことです。
目線の高さに合わせ最終確認をする(顔の5度上から撮影がベスト)
最終確認としましては、目線の高さとカメラの高さが合っているかを念入りに注意してください。
面接といった人に審査される場においては印象や雰囲気といったパーソナリティーに当たる部分がとても重要になってきます、
カメラに対して目線が下にいってしまうと上から目線ということになり、相手に不快感を与えてしまうことがあるでしょう。
また下から見上げるような形でカメラは見てしまうと睨みつけるような印象になってしまったり、
子供っぽい印象を持たれてしまうので、カメラに対する目線の向け方というのはとても大切です。
基本的には顔の5度上から撮影がベストですが、フレーム内に顔全体と肩が入っていることも確認してください。
ノートパソコンやスマートフォンを使う場合であれば、高さの調節が必要かもしれません。
事前に十分準備をしておきたい人は、録画機能やズーム、Skypeといったアプリを使って家族や友人、
その他親しい人達と予行練習をしてみると、本番安心して挑むことができると思います。
まとめ
スマホでもPCでも、リモート面接を行う場合は、企業の機密情報や自身の個人情報のやり取りをすることになるので、
カフェや漫画喫茶などプライバシーを保てない空間でセッティングするのはやめましょう。
オンラインなわけですから、当然ネット環境が整っている場所を選ぶというのも大事です。
社会の大きな流れにまだ人々が慣れていないということもあり多少のことは大目に見てくれる優しい企業もあるかと思いますが、
やはり責任感のある社会人として少しでも相手から信頼を得られるような行動を心掛けることが重要になってきます。
今回はPCのいいところについてご紹介してきましたが、リモート面接においてスマートフォンを使ってはいけないということではありません。
スマホを使うのであれば、スマホなりのやり方注意点というものがありますので、
自分に合った方法を見つけ、これからの就活、または、バイトの面接など様々な場面を乗り切ってください。
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