一人暮らしでは部屋の狭さと使用頻度の少なさから、ガス代や水道代などはそれほど高くないと思っている人もいるのではないでしょうか。
確かに家族と住んでいた時と違って洗い物の数や調理家電の使用回数も減っているかもしれませんが、
都市部に住むと物件や住むエリアによって、光熱費の基本料金が大きく違ってきます。
日頃意識していない電力の無駄遣いで思わぬ出費に迫られることも。
そんなことのないように、契約の際や買い替えの時期などに一つ一つ見直すことが大切です。
光熱費の節約で手軽な方法として電力会社・ガス会社の切り替えがありますが、多くのプランを見比べているだけでは解決しないこともあります。
毎日使用する物だからこそ少しずつでも節約すれば安く済ませることもできるでしょう。
そういうわけで、今回は光熱費の節約方法をご紹介します。
他の楽しみにお金をかけられるよう、参考にしてみてくださいね。
ガス代節約で風呂の場合は?
日々お湯を張ったり、シャワーを使ったりして使用するお風呂ですが、その水道代とガス代はかなり大きなものになります。
しかし、女性はリラックスと美容のためにも毎日湯船につかりたい人もいますよね。
そのため、苦にならない節約方法を試してみるのが良いでしょう。
まず、シャワーを浴びる時ですが、お湯を出す時間を少しでも短くしてみるというのも大切です。
最近では節水機能付きのシャワーヘッドもあり、髪の毛を洗っているときなどに水を止めておいたり、
掃除の時にも少しの間止めておいたりすることもできるのでとても便利になっています。
さらに、お風呂のお湯を少なくすることも効果的です。
実家で家族が要る場合は浴槽にお湯を多く張ることで節約になることもありますが、
1人で湯船につかる時にはお湯の量を減らすことで温める水量が減り、水道代とガス代を節約することができます。
併せて、設定温度を下げることも大切です。
もし給湯器の温度を初期設定のまま使っている人がいたら、一度見直してみるのもいいのではないでしょうか。
温度を調節するだけでもガス代節約につながりますし、夏場は特にそれほど熱い温度でなくても構わないということもあります。
ただ、寒い冬の時期に我慢してぬるいお湯につかり続ける必要はありません。
それで体を壊しては意味がないので、季節に応じた工夫が大切です。
追い炊き機能も使用を控えてみてください。
一人暮らしでは湯船を作って数時間放置することはないはず。
すぐにお風呂に入れば追い炊きをする必要がないですし、一度の追い炊きでガス代がかなりかかってしまうので、
追い炊きはしない方が賢明です。
たまにはシャワーだけの日を作ってみると掃除も楽ですし、節約になるでしょう。
おふろの残り湯を洗濯に使う方法も知られていますが、お湯の臭いやぬめりなどが気になる女性も多いと思います。
しかし、残り湯をすすぎに使わなければ臭いはつきませんし、
そもそも一人暮らしで一度しか入っていないお湯はそれほど汚れていないので、選択に使用しても問題ありません。
こうした部分が気にならない人は積極的に使っていくとかなり水道代が節約できるはずです。
ガス代節約でキッチンの場合は?
キッチンでも節約できる部分がたくさんあります。
一番簡単な方法は水を出しっぱなしにしないことではないでしょうか。
一人暮らしで一度の食事で出る洗い物の数が少なくても水を出しっぱなしにしていれば水道代の無駄遣いです。
食器洗いの際に水を溜めてから洗ってみたり、こまめに止めてみたり、自分に合った工夫の仕方を探すと良いしょう。
市販されているシャワーヘッドに変えてみるというのも効果的です。
蛇口に取り付けるだけで水圧を下げずに節水できるほか、首振りで角度を調整できるものもあります。
シャワーとストレートの切り替えができるものなどは、水の節約ができること以外にも使い勝手も良くなるといった機能もついているため、おすすめです。
また、コンロが設置されている物件だとしたら長時間火を使わないことも大切になってくるでしょう。
これはIHにも言えることですが、長い時間使用することによってガスや電力を大量に消費します。
ガス代や電気代を節約するとしたら、短時間で完成する炒め物や電子レンジで作れる料理を探すなど、使用頻度を減らすと良いです。
圧力鍋や100円ショップで買えるような電子レンジ専用の調理器具を使うのも節約になるだけでなく、
料理が簡単になったり、レシピのレパートリーが広がったりするので楽しみながら節約することができます。
まずは小さなことから始めてみるのが重要です。
携帯電話の通信料の場合は?
携帯電話の通信量も節約することができます。
近年ではスマホの通信料がどんどん高くなっていますが、そんな時は格安SIM(格安スマホ)が便利です。
最低でも1,600円からスマホを使用することができるほか、
大手企業と契約している場合と比べて1か月の通信費が半額にまで抑えられるプランもあり、お得だということがわかるでしょう。
電話での通話時間が短く、そもそもあまり電話をしないという人、またはWi-Fiを使う人におすすめです。
普段はパソコンで作業をするからスマホはあまり使用しないという人も検討の価値はあると思います。
ただ、通常のものと同じように扱ってしまうと、格安というだけあって通信状況が悪いといった不具合も起こりやすい場合もあるため、
購入する時にはそれを踏まえて検討しましょう。
また、自宅に据え置きするタイプのWi-Fiルーターではなく、モバイルタイプのWi-Fiルーターのみを活用することで、
自宅と外出先のインターネット回線の利用料を、まとめて管理することができます。
携帯電話だけでなく、ネット回線にも注目してみると今まで見えてこなかった節約方法が見つかるかもしれません。
まとめ
一人暮らしは自分だけの自由な生活を謳歌できる貴重な時間です。
自分一人でやらなければならないことが多く、また意図していなかった出費も精神的にきついものですが、
簡単に節約する方法を見つけることができれば楽しみながら日々を生活できるでしょう。
光熱費だけでなく、食費、交通費、洋服代など、節約できるところはたくさんあります。
自分の努力次第で趣味にお金をかけることもできるので、生活に無理のない節約をしてみてください。
この記事が役に立てば幸いです。
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