野菜の雑学

カボチャはメキシコが原産の野菜で、１６世紀にスペイン人によって日本に伝来しました。紀元前１０,０００年頃には、すでに栽培されていたという記録があり、南瓜はスペイン人によってヨーロッパに伝えられ、その後、世界中に広まったのです。

「みょうが」の名前は、漢字で「茗荷」と書かれます。中国語で「明」という字は「明るい」「輝く」といった意味があり、また「荷」という字は「負う」「運ぶ」といった意味があります。

豆苗（とうみょう）の名前の由来は、エンドウ豆が発芽した若い葉と茎からきています。日本では水耕栽培で発芽したエンドウのスプラウトが主に栽培され、少し硬めの食感で炒めたり茹でたりして食べられます。

もやしは、「芽が萌え出ることを表し、若い芽がぐんぐん伸びていく」という意味から名付けられました。 もやしは、平安時代に書かれた日本で最も古い薬草の書物に紹介されていて、その頃から薬として利用されていたようです。

ブロッコリーは、アブラナ科の野菜であり、花のつぼみ（花蕾）と茎が食用とされています。この野菜の名前はイタリア語の「brocco」という単語に由来しています。

レタスの名前の由来は、ラテン語と和名に起源を持っています。英語名の"Lettuce"は、ラテン語の「Lactuca（ラクトゥカ）」が語源となっています。

水菜（ミズナ）という名前の由来について、ミズナは、アブラナ科の越年草であり、アブラナやカブなどと同種であることが分類されています。

パセリの名前の由来は、「petroselinon（岩場のセロリ）」というギリシャ語に由来しています。パセリはセリ科の二年草であり、地中海沿岸地方原産で特有の強い香りを持ち、葉は複葉で細かく裂け、縮れています。 また、「オランダゼリ」とも呼ばれます。

ネギ（葱）は、ユリ科の多年草であり中央アジア原産です。日本でも古くから栽培され、元々は「き」と呼ばれていました。

人参の名前の由来は、「朝鮮にんじん」のことを指す言葉だったとされています。人参という漢字が当てられたのは、朝鮮にんじんの枝分かれした根の形が人の姿を思わせることからきていると言われています。