食事中、「ちょうだい」と甘えてくるわんこのおねだりに負けて、ついつい人間の食べ物を与えてしまう飼い主さんも多いと思いますが、
私たちが日常的に食べている食品を犬が食べると
中毒を起こしてしまうこともあるのです。
愛するわんこのために私たち飼い主が毒性のあるものを与えてしまわないように、今からしっかり知識をつけていきましょう(^^♪
その他、わんこが健康で生きていくための知識も紹介します。
愛犬に与えては危険な食べ物!豆類と魚類や肉類は?
豆類
納豆、豆腐、きなこ、おからなどの加工食品は低カロリーで栄養価が高くて犬に与えても良さそうですよね。
豆類の加工食品であれば大量に与えなければ大丈夫でが…
基本的にわんこに豆類を与えないでください。
豆はのどに詰まらせやすいから危険です。
特に小型犬は食道が細いので特に注意が必要!
また、わんこは食物繊維や植物性たんぱく質の消化吸収が苦手なので、生の豆類、大豆、枝豆を食べると体調を崩しかねません。
豆などの植物性たんぱく質中心の食事ではなく、
動物性たんぱく質中心の食事を心がけましょう。
肉類
牛肉
元々わんこは生食なので生の牛肉は消化しやすく、
内蔵への負担を減らしてあげることが出来ます。
特に脂身が少ない部分を食べさせてあげるのがおすすめです。
注意してほしいのは、新鮮であれば生の肉を与えてもOKですが、
寄生虫や病原性の細菌が含まれている可能性があるものは
与えないでください。
豚肉
牛肉と同様、脂肪の少ない部位を与えましょう。
牛肉よりも低カロリーで、さらに糖質代謝を助け、エネルギーを作り出すビタミンB1が牛肉の10倍近く含まれている、わんこにとって優れた食材です。
しかし、人間にとっても危険な寄生虫がいる可能性があるので、必ず加熱調理したものを与えましょう。
鶏肉
良質なタンパク質を豊富に含み、低脂肪なので
ダイエット中のわんこにはぴったりの食材です。
特に胸肉やササミには必須アミノ酸などの栄養素が豊富に含まれています。
ですが、生の鶏肉にはサルモネラ菌が存在するので
加熱調理してから与えてください。
羊肉
ビタミンB群が豊富で、カラダや脳にエネルギーを送る働きを助けてくれます。
脂肪燃焼効果のあるカルニチンが豊富なので肥満気味のわんこにおすすめです。
※与えてはいけない肉類
ここまでは食べてもいい種類を紹介しました。
でも、肉の加工品であるハムやベーコン、ウインナー、サラミなどは危険です。
肉の加工食品には塩分や添加物が含まれていて
動物性脂肪の割合も多いので過剰に摂取をしたり、
継続的に食べさせていると、
わんこの体に大きな負担がかかってしまいます。
添加物は体にとって良くないので、出来るだけ避けてください。
(※犬用のジャーキーにも添加物が使われているので注意)
魚介類
低脂肪かつ高タンパク質で体にいい食材ですが、
犬に与えてよい種類が限られています。
・サバ
・サンマ
・タイ
・タラ
・アジ です。
※与えてはいけない魚介類
肉同様、魚も加工品(かまぼこ、ちくわ、カニかまぼこ…)には添加物が含まれているので摂取を控えましょう。
愛犬の肥満に注意!食事や運動に生活習慣で改善?
犬の肥満は病気のリスクを高める原因となります。
犬のダイエットは人間とは異なり、ただ運動をしていればいいというわけではありません。
急な食事制限をすることも非常に危険です。
適切な方法を覚えてあなたの大切なわんこを長生きさせましょう。
試すべき2つの生活習慣!
⦁ フードの量を減らす
人間の食べ物には塩分や脂肪が多く含まれているので犬に与えるのをやめましょう。
市販のフードの裏側に記載されている体重別・犬種別の適正量はあくまで目安なので、あなたの愛犬にとって適切な量か検討してみてください。
また、わんこは食べ物をもらえる頻度が多いと喜びを感じます。
1日2食であったものを1日3食にするなどして、食事の回数を増やしつつ、一日に食べる量を少しづつ減らしていきましょう。
与える食事をダイエット用のフードに切り替えるのもおすすめです。
ここで注意してほしいのは
今まであげていたフードを一切やめて急に変えてしまうと
わんこが食べなかったりお腹を壊したりする場合があります。
今までのフードに少しづつ混ぜていくなど工夫をして、緩やかに移行していきましょう。
⦁ 散歩に出かける
わんこは人間同様、太ると外に行きたがらなくなる傾向がありますが、病気等でやむを得ない場合を除き少しづつお散歩に行くようにしましょう。
今までのお散歩よりも時間や距離を増やすこともおすすめです。
お散歩帰りにウトウトするくらいの量にしてあげると、愛犬の満足度の高いお散歩になるでしょう。
愛犬が鼻を濡らしているのはなぜ?
鼻が濡れているのはわんこが健康な証拠です。
わんこの鼻が濡れていることで
匂い分子を吸着しやすくなります。
また、わんこの鼻の中には温度センサーがあり、
左右の気化熱の温度差を感じ取ることで、
風の向きを確認できます。
濡れた鼻にはにおいを感じ取りやすくする役割だけでなく
熱を放散して体温調節をする役割もあります。
では、どのように鼻を濡らしているのかというと
わんこは涙と汗のような分泌物が混ざった成分で、
目の表面を保護するために分泌される涙が鼻の奥に流れ、鼻の奥にある器官から出ています。
犬の嗅覚は人間の何倍なの?
わんこの嗅覚は人の何倍なのか?
なんと!!!
100万倍から1億倍と言われていますΣ(゚Д゚)
においの種類によって差はありますが、
刺激臭で人の一億倍感知するそうです。
年齢や環境にも異なりますが、
オスは発情期のメスのにおいを8km離れた場所でも感知するそうです。
まとめ
いかがでしたか?
少しでもわんこのことが理解出来るようになると嬉しいですよね?
これを機に飼い主さんがわんこともっと仲良くなれることを願っています(^^)
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