8月2日は「パンツの日」です。
パンツは下着で無くなっている?
一昔も前に男性の下着について「ブリーフ派か、トランクス派か」と言われておりましたが、
その後は、男のパンツはボクサー?トランクス? この10年で「常識」変わっております。
イギリス英語→下着のパンツ、ズボン
アメリカ英語→ズボン
下着のパンツは禁句になっている昨今。
で、今回はズボンとパンツの関係やら、パンツがパンティになったとかについて、ご紹介したいと思います。
8月2日はパンツの日の由来は?
8月2日は「パンツの日」です。
これは、奈良の下着メーカー『イソカイ』が、自社ブランドの「シルピ802」の商品名にちなんで制定しました。
その後、大阪の下着メーカー『オグラン』も、「パン(8)ツ(2)」の語呂合わせから、
8月2日を記念日とし、現在では、他の下着メーカーも、この日を「パンツの日」として、キャンペーンなどを行っています。
ちなみに、この「パンツの日」は「女性が本命の男性に、こっそりパンツをプレゼントする日」でもあるそうです。
アパレル業界はズボンがパンツ?
明治維新以来、さまざまな面で西欧文化を取り込んできた日本は、その影響を大きく受けています。
日本は、時代によって都合よく、各国のトレンドを取り入れたため、その時々で商品の呼称が変わるという事が起きてきます。
とくにアパレル業界では「新しい呼び名=売りたい商品」と言う戦略であるため、始終(しじゅう)新しい呼び名が生まれてくるので、消費者も名称を一つに固定しにくくなってきています。
現在、ズボンの呼び方で、最も一般的な名称は「パンツ」です。
但し、“パ”にアクセントを置くと「パンツ」=下着の意味になりますが、“パンツ”と、アクセントなく一定に発音すれば「パンツ」=ズボンの意味になります。
パンツPants)はアメリカ英語で“ズボン”を意味し、下着類はアンダーウェア(Underwear)と呼びます。
日本の年配者では、「パンツ」は下着のことだろと、ズボンを“パンツ”と呼ばない人がいますが、実際は下着をパンツと呼ぶ方がおかしいようです。
現在はパンツがパンティになった理由は?
「パンティ」とは、「ズボンやスカートの下で身体に直接、身につける女性用の下着」を意味します。
ただし、ここが重要なのですが、「パンティ」という言葉の響きには「女性の下着であることを強調する意図や女性用下着に興奮する性的ニュアンス」、さらには「性的な興奮・刺激と相関するニュアンス」があります。
そのため、日常会話において「パンティ」の言葉を使用する機械は極めてまれであり、
不用意に男性が親しくも無い女性に「パンティ」の言葉を使ってあれこれ質問したりすると、ほぼ「セクハラ」扱いされます。
一方の「パンツ」は「男性用の下着・女性用の下着」のどちらにも使える一般的な用語です。
ただし、「パンツ」にはイントネーションや会話の文脈によっては「下着?」・「ズボン?」と言う場合もあります。
でも、年配者の発音「パンツ」なら下着の「パンツ」ですから、この用語なら「女性用の下着」と言う意味で使えます。
つまり、「パンツ」は「パンティ」になった理由です。
まとめ
今でこそ、日本女性が「パンツ」を履くのは当たり前ですが、そうなるにはとても悲しい歴史があります。
1932年の「白木屋デパート火災」です。
消防設備の不備もあって、和服姿の未婚女性が多く上層階に取り残され、ロープで逃げようとしたものの強風にあおられ着物の裾がはだけ、あられもない様相。
当時女性は下着を履く事は無く、下には男を含む多くの野次馬。
其の為、羞恥心に勝てず多くの女性が手を放し、亡くなりました。
その後女性の下着着用は進みましたが、その結果、和服姿の減少につながりました。 辛い出来事です。
コメント