12月の雑学!12月13日は正月事始めの由来や歴史は?

スポンサーリンク

12月13日は正月事始め?

今年もあとわずかとなってきました。

12月のことを「師走」といいますが、日頃はゆったりと講義などをしている師匠(学校などの先生)や僧侶さえも走るほど気忙しい月だといわれています。

そんな12月の月は、年神様をお迎えするための準備となる「事始め」が全国各地で催される月でもあります。

12月13日の正月事始めとはどんなものなのでしょうか。
正月事始めの由来や歴史をみてみることにしましょう。

スポンサーリンク

12月13日は正月事始めの由来は?

神社

旧暦(太陰太陽暦)の12月13日は、必ず「鬼宿日」にあたり、インドではこの日にお釈迦様が生まれたといわれています。

日本では、鬼がつく日は婚礼のこと以外ならすべてが大吉となる日だといわれ、

年神様をお迎えする準備を始めるには、とても良い日だと考えられるようになりました。

お正月は、年神様をお迎えし、新年を迎えることを感謝しつつ、来年の五穀豊穣と家族の健康を祈願するという意味が風習としてあります。

現在の暦でも、正月事始めは12月13日とされています。

正月事始めの歴史は?

中国から伝来された長慶宣明暦(中国暦の一つ太陰太陽暦の暦法で、日本では823年間継続使用された暦)では、12月13日は必ず「鬼宿日」となっています。

この鬼宿日にあたる12月13日は、婚礼以外の行事はすべて大吉となる日なので、福をもたらす年神様をお迎えするには良い日であるとして定着していきました。

京都祇園の花柳界でも、12月13日の正月事始めをおめでたい日とし、舞妓や芸妓たちがお茶屋や芸事の師匠たちに、一年の感謝を伝え挨拶に行く日となっています。

舞妓や芸妓たちの挨拶に応え、これからの芸事の精進に励むように舞扇を渡す師匠の様子をテレビ報道などでご覧になった方もいらっしゃることでしょう。

煤払い(すすはらい)・松迎え・年男

正月の事始めといえば、「煤払い(すすはらい)」を思い浮かべる人が多いことでしょう。

11月の下旬頃より、テレビやラジオなどでもお掃除関連の広告が頻繁となってきますので、一年の日頃の汚れも気になりますね。

煤払いは、昔の台所の「かまど」という、現在で言えばコンロにあたるものでご飯を炊いたり、料理をしたりしていました。

この「かまど」の熱源は薪や炭でしたので、燃えかすとなる煤(すす)が発生して、台所の壁や天井などあちらこちらにたまり、汚れの元となっていました。

また、夜もろうそくの火の明かりにたよっていましたので、台所ほどではなくても一年ともなれば家中の各所が煤で汚れていたことでしょう。

新しい年に年神様をお迎えし、ご利益をたくさん頂戴するには神棚や仏壇はもちろん、家中を清める事が大切であるとされてきました。

日頃、あまり掃除ができない高い天井の掃除には、「煤梵天(すすぼんてん)」という竹竿に藁(わら)をくくりつけた道具が使用されていました。

現在でも、神社仏閣の煤払いには煤梵天が使われています。

大規模な商家では、煤払いが終わると主人を胴上げして宴が催されたといわれています。

この「煤払い」は年神様をお迎えするための準備ということで盛大な行事として扱われていました。

 

正月事始めの12月13日には、お正月に必要となる雑煮用などの薪や門松に使う松の木などを山へ取りにいく風習があったといわれています。

この風習が「松迎え」です。

お正月に家の前に飾る門松には、五穀豊穣と家族の健康という福をもたらす年神様にきていただくための目印の意味があるといわれてきました。

また、神棚などに飾るしめ縄飾りも、家中にある神聖な場所に年神様を導くという意味があります。

松迎えは、年神様をお迎えするための材料をそろえるための特別な日だったようです。

 

現代では「年男」は、その年の干支にあたる年に生まれた男性のことをいいます。

昔の「年男」は、お正月に向けての煤払い、松迎え、おせち料理、年神様のお供えなど、お正月の行事にかかわる全般を取り仕切る人物(主に家長)をさしていました。

まとめ

お正月はいつ頃から始まった行事かは定かではありませんが、日本の行事の中でもっとも古い行事であることは確かなようです。

以前は夏と冬、ご先祖様たちをお迎えする行事だったようですが、いつの頃からか、

お正月は年神様をお祀りして、五穀豊穣と家族の健康の福を頂戴する行事となりました。

今と違い昔は交通機関が殆どなく、現代のように労働基準法による労働時間もなくあいまいで、労使間の身分の上下も厳しかった時代です。

お正月とお盆は、正々堂々とお店(おたな=勤務先)から、まとまった休日がもらえる嬉しい期間です。

特に、秋の農作物が獲れた時期を越えたお正月事始めの頃は一年の中で食材が揃い、その食材がいたみにくく保存もしやすい時期です。

店主からの給金(ボーナスのようなもの)をもらい、久々に会うふるさとの家族のお土産を何にしようかと考える時期は、正月事始めの頃かもしれません。

正月事始めの12月13日は、一年のしめくくりとして年神様をお迎えするために、家中を綺麗に掃除し、お正月の準備を始める日です。

「新しい年は良き年となりますように」と年神様に願う心は、いつの時代も変わらないことでしょう。

コメント

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。
タイトルとURLをコピーしました