今や若者の皆さんはそのほとんどがLINEを使っているのではないでしょうか。
家族や友人、部活仲間やバイト先でも気軽にメッセージを送れて無料通話やアンケート機能も使用できるのでとても便利なツールですよね。
そんなLINEが最近では就職活動にも使用されているということで、新たな使い方が広まってきています。
業務連絡やビジネスシーンのみならず、個人相談や広報活動などさまざまな用途があるため、
これから活動する就活生は活用してみると優良企業に出会えるかもしれません。
今回はそんなLINEを使った最先端の就活についてご紹介していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
LINEで就活の時代!
LINEはメールやビジネス用に開発されたチャットアプリに比べると利便性が段違いですよね。
連絡先を交換するだけでリアルタイムにチャット形式で会話することができ、
既読で相手がメッセージを読んだことが確認できるなど手軽にコミュニケーションが取れます。
さらにビジネスメールでは形式に沿った文章を書く必要があるため、挨拶や名乗り、結びの文章などきちんとした知識が必要です。
その点、LINEは指定の入力項目に記入したり、本題のみで済むなどスピード感があり、なにより緊張せずにやり取りできるのではないでしょうか。
企業側も宣伝のしやすさや個別対応により優秀な学生を採用することができるなど、様々なメリットがあることによって年々導入する企業数は増えています。
現在では日本たばこ産業をはじめ、バンダイ、キリンホールディングスといった大手で活用されているほか、
少しずつですが中小企業も新たな取り組みを始めているそうです。
就活生は企業とだけ連絡をとるのではなく、面接や説明会で出会った仲間とグループ機能などを使って複数人で情報の共有を行うことで自分の適性に近い情報を幅広く受け取ることができます。
LINEは今やなくてはならないツールになっているのです。
就活でのLINEの活用法
LINEが就活で役に立つことはわかったものの、実際どうやって活用したらいいかわからない人もいると思います。
さらに普段から使っているツールだからこそ相手への配慮も必要になってくるので、
たとえ企業側とのやり取りが簡単だと思っていても、ぜひ述べていく活用法をおさらいしてみてください。
まず、企業のLINEアカウントと友達になると説明会や講習会などの最新情報が流れてきます。
わざわざ企業のホームページや就活サイトに調べにいかずとも情報が手に入るのはありがたいですよね。
中には個別に相談に応じてくれる企業もありますが、ここで気をつけてほしいのは言葉遣いになります。
企業側の担当者はフレンドリーに接してくれるかもしれませんが、改まった時候の挨拶が不要だとは言え、相手は友人ではありません。
あくまで目上の人に対しての態度を崩さないように留意する必要があるでしょう。
また、スタンプも同様に使い方を間違えると不快な印象を与えてしまいます。
LINEはデザインやキャラクターのものまで様々なスタンプを使用することができますが、
基本的に企業とのやり取りでスタンプを使うことはNGです。
特に謝罪や感謝の気持ちを表すときは丁寧な日本語で文章を打ち込むと社会人としての責任感が目に見えて好感度をあげることができます。
もしスタンプが必要な場合でもスタンプのみで会話を終えるのではなく、必ずメッセージを添えるように心がけましょう。
また、間違えて送信したときなどに送信取り消し機能が使用できますが、それは就活の場面では使わないことが基本です。
不安な場合はメモ帳などの機能で先にテキストを作成してからLINEを送るなど、工夫をしてみてください。
デメリットと注意点は?
便利な機能の多いLINEですが、もちろんデメリットも存在します。
最大のデメリットはプライベートな連絡先を多数の人間に教えてしまうこと。
たとえばOB・OG訪問などで同じ就活生やセミナーの仲間とつながったとき、
今までほとんど関係性がなく、さらに素性もよく知らない人とやり取りをすることになるわけです。
もし自分のアイコンや投稿に個人情報を特定できるものがあれば、それを悪用されないとも限りません。
人脈が広がるのは自分にとっても有益であると捉えられる一方、不快な思いをしないように連絡を交換する際は必ず個人情報ということを意識して行いましょう。
また、企業に直接メッセージを送る場合はLINEだとすぐ送れてしまうので見落としがちですが、連絡の時間帯にも注意が必要です。
特に早朝や深夜に送るという行為は配慮にかけるものなので気をつけてくださいね。
まとめ
日常生活に当たり前のように存在するLINEで就活も行えるというのは便利ですが、
日々使用していることによってマナーや礼節といった社会人としての意識を忘れがちです。
使いようによってはメリットにもデメリットにもなるものですので、ぜひこの記事を読んで知識をつけ、就活を自分のペースで進めていきましょう。
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