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とうもろこしの野菜の雑学 名前の由来や歴史は?栄養価や選び方と食べ方に保存方法は?

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1・とうもろこしの名前の由来は?

とうもろこし

ポルトガル人によって16世紀に日本に伝えられた、「とうもろこし」は、「モロコシ」という中国から渡来した植物に似ていたことから、

「唐のモロコシ(唐は舶来)」という意味で「トウモロコシ」と呼ばれるようになりました。

ただし「モロコシ」の漢字は「蜀黍」や「唐黍」と表記されており、漢字で書くと「唐蜀黍」や「唐唐黍」となり意味が重複してしまうため、

「唐」の代わりに「玉」を用いて「玉蜀黍」としました。

この「玉」は、とうもろこしの別名である「玉黍」に由来し、とうもろこしの実が美しく黄金色に並んでいる様子を表現しています。

また、とうもろこしには「南蛮黍(なんばんきび)」や「唐黍(とうきび)」など、「南蛮」や「唐」といった「舶来」を意味する言葉が冠された別名も存在します。

なお、地方によっても呼び名が異なり、日本語では「トウキビ」や「トーキビ(唐黍)」、「ナンバ」、「モロコシ」、「トウモロ」、「モロキビ」と呼ばれることもあります。

2・とうもろこしの歴史は?

とうもろこしの原産地や起源は明確にはわかっていませんが、有力な説として中南米のメキシコやボリビア周辺が原産地であり、

約5,500年から7,500年前に起源があるとされています。

トウモロコシが世界に広まったきっかけは、15世紀末にコロンブスがアメリカ大陸からスペインに持ち帰ったことだと言われています。

日本へは1579年にポルトガル人によって伝えられ、江戸時代には広まり、明治時代にはアメリカから種実が導入され、北海道で栽培が始まり全国に普及しました。

3・とうもろこしの栄養素と効能は?

とうもろこしは、「β-カロテン」、「ビタミンC」、「食物繊維」などの栄養素が豊富に含まれています。

β-カロテン⇒体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の健康を保つ働きがあります。

ビタミンC⇒抗酸化作用があり、老化や生活習慣病の予防に効果的です。

食物繊維⇒腸内環境を整え、便秘の解消に役立ちます。



4・とうもろこしの選び方は?

とうもろこしを選ぶ際は、以下のポイントに注意してください。

皮がツヤツヤしていて、傷が少ないものを選ぶ。

穂先が締まっているものを選ぶ。

とうもろこしの実が弾力性があるものを選ぶ。

5・とうもろこしの保存方法は?

とうもろこしは冷蔵庫で保存すると約2日間保存できます。

とうもろこしの皮をむき、水洗いする。

水気をよく拭き取る。

新聞紙に包んで、冷蔵庫の野菜室に入れる。

6・とうもろこしの調理方法は?

とうもろこしは、茹でる、焼く、蒸す、揚げるなどの方法で調理できます。

茹でる場合は、とうもろこしを皮付きのまま、たっぷりの塩水で茹でる。

焼く場合は、とうもろこしの皮をむき、水気をよく拭き取る。

アルミホイルにのせて、オーブンで焼く。

蒸す場合は、とうもろこしを皮付きのまま、蒸し器で蒸す。

揚げる場合は、とうもろこしの皮をむき、水気をよく拭き取り 油で揚げる。

7・とうもろこしの食べ方は?

とうもろこしは、そのまま食べたり、サラダにしたり、炒め物にしたり、スープに入れたり、おやつにしたり、様々な方法で食べることができます。

そのまま食べる場合は、とうもろこしを皮付きのまま塩をふって食べる。

サラダにする場合、とうもろこしを皮から取り出し、水気をよく切る。

レタス、トマト、キュウリなどの野菜と混ぜ合わせ、ドレッシングをかける。

炒め物にする場合、とうもろこしを皮から取り出し、水気をよく切る。

野菜や肉と炒める。

スープに入れる場合、とうもろこしを皮から取り出し、水気をよく切る。 スープに入れ、煮込む。

おやつにする場合、とうもろこしを皮から取り出、塩をふって食べる。

マヨネーズやケチャップを付けても美味しい。

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