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9月の雑学!9月7日頃白露(はくろ)の意味や由来は?秋なのに「白」?

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9月7日は「白露」? 「白い露と白い秋」? 秋なのに「白」? 摩訶不思議です。

そういえば、朝晩なんとなく、涼しい感じで、半袖から長袖へと変わって行くころです。

スーパーの店頭には栗や、巨峰・マスカットといったブドウが並び、生さんまが出てくるようになります。

9月20日ころには彼岸の入りとなります。

「暑さ寒さも、彼岸まで」とやらで過ごしやすくなっていくのでは・・・ で、今回はそんな秋の入り口「白露」についての色々なお話をご紹介します。

9月7日頃白露(はくろ)の意味は?

秋

「白露(はくろ)」の意味ですが、『暦便覧』によれば、“「陰気ようやく重なりて、露(つゆ)にごり白色になれば也」“とあります。

陰気とは、陽気の反対で、冷たい空気のことを指します。 だんだん秋らしい気候になってくる感じです。

 

露にごりて白色というのは、露に日が当たって白く輝く様子を強調しています。

ですから、“大気がだんだん冷えてきて、草木に白い露が見られるようになる時期”という事意味しています。

白露(はくろ)の由来は?

「白露(はくろ)」とは、二十四節気(にじゅうよんせっき)の一つで、

太陽の位置を表す黄経で165度のときを言い、新暦では9月7日~8日ごろで年によって変わります。

二十四節気とは、中国で作られた暦で、日本では平安時代から使われるようになりました。

1年を24等分し、それぞれに名前を付けたものです。

二十四節気は太陽の運行に基づくことから、1年で最も昼の長い日を「夏至(げし)」、

1年で最も昼の短い日を「冬至(とうじ)」、昼と夜の長さが同じ日を、春分(しゅんぶん)、秋分(しゅうぶん)とし、この四つを春・夏・秋・冬の中心として決めた暦です。

 

「白露」は、この中国伝来の季節の区分「二十四節気」による“秋”の季節の一つです。

立秋に始まり、立冬の前日に終わる「暦上の秋」では、例えば、2019年を例にとると、

立秋8/8→処暑8/23→白露9/8→秋分9/23→寒露10/8→霜降10/24→立冬11/8となっています。

 

ちなみに、2020年の「白露」は9月7日です。

尚、最初の日だけを「白露」と呼ぶのが、一般的ですが、「白露」の日から秋分の日の前日までの15日間ほどを『白露(白露)』と呼ぶ場合もあります。 

こんな時には「白露の候」と言います。

秋なのに「白」?

処暑から数えて15日目ころが、「白露」。 

そして、これから秋分迄の15日間程度が「仲秋」となります。

中国では秋の異称として「白秋(はくしゅう)」という言葉があります。

詩人の北原白秋は、ここから名前を付けたと言われています。

しかし、日本では“秋色”といえば、「紅葉」、「茶色」などを思い浮かべます。

「白い秋」とはかなり違和感を覚えます。

日本では「白」は雪=冬をイメージするのが一般的だと思われます。

ところが、中国の『陰陽五行説』では、秋の色は「白」とされています。

陰陽五行説による、色・五行・季節・方角・星座(四神獣) は以下です。

⦁青・木・春・東・青龍(せいりゅう)
⦁朱・火・夏・南・朱雀(すざく)
⦁白・金・秋・西・白虎(びやっこ)
⦁黒・水・冬・北・玄武(げんぶ:亀と蛇の合体神)です。

旬の食べ物は?

「白露」9月7日から秋分の日の前日までの15日間くらいは「白露の候」。

この時期は、秋分を控えていることや、農業では、稲作の台風への備え(二百二十日)などで忙しかったのでしょうね。

「白露」に関する食べ物や風習は特に伝えられておらず、行事もありません。

とはいっても、「白露の候」は実りの秋。

旬の食べ物が多くみられます。

スダチ、ブドウ、無花果、梨、栗、松茸、秋刀魚などなど多彩です。

まとめ

「白露」といえば「秋」。

秋と言えば「秋の七草」を思い出します。

萩、ススキ、葛(くず)、撫子(なでしこ)、女郎花(おみなえし)、フジバカマ、桔梗、秋の七草です。

どれをとっても華やかな花はなく、道端に生えていても見過ごしてしまいそうな地味な花たちです。

こんな、地味な花に、『美』を見出した、昔の人達の感性や繊細さ優しさ。

みんな今でも大切にすべきものだと思わずにはいられません。

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