1・明日葉(あしたば)とは?
明日葉(あしたば)は、セリ科シシウド属の多年草です。
日本原産で、房総半島、三浦半島、伊豆諸島、紀伊半島などの太平洋沿岸部に自生しています。
別名は八丈草(はちじょうそう)です。
明日葉は、生命力が強く、冬でも葉が枯れないことから
「明日葉」と名付けられました。
古くから薬草として用いられており、滋養強壮、疲労回復、美容などの効能があるとされています。
2・明日葉の歴史は?
明日葉の原産地は、日本ですが明日葉は、古くから日本に自生していた植物で、縄文時代の遺跡からも明日葉の化石が見つかっています。
明日葉は古くから薬草として用いられており、中国の古代医学書である「本草綱目」にも明日葉の効能が記されています。
また、明日葉は江戸時代には貝原益軒(かいばら・えきけん)の「大和本草」にも紹介されています。
※貝原益軒
1630年12月17日(寛永7年11月14日) – 1714年10月5日(正徳4年8月27日))は、江戸時代の本草学者、儒学者。
3・明日葉の効能は?
明日葉は、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が豊富に含まれています。
また、明日葉には、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用などの生理活性物質が含まれています。
明日葉の効能としては、以下のようなものが挙げられます。
・滋養強壮
・疲労回復
・美容
・便秘解消
・高血圧予防
・糖尿病予防
・動脈硬化予防
・癌予防
4・明日葉の食べ方は?
明日葉は、天ぷら、おひたし、煮物、炒め物、スープなど、様々な料理に使用することができます。
サラダやジュースにも使用することができます。
明日葉の食べ方のポイントは、明日葉の独特の苦味を和らげること、明日葉の苦味を和らげるためには、明日葉を茹でたり、
炒めたりしてから食べたり、明日葉と他の食材を一緒に調理したりすると良いでしょう。
5・明日葉の保存方法は?
明日葉は、冷蔵庫で保存することができます。
明日葉を冷蔵庫で保存する際は、水気をよく切ってから、ビニール袋やジップロックに入れて保存してください。
6・明日葉の副作用もある?
明日葉は、一般的に安全に食べることができますが、一部の人に副作用が出ることがあります。
明日葉の副作用としては、下痢、腹痛、吐き気、嘔吐、発疹などが挙げられます。
明日葉を食べる際には、これらの副作用に注意してください。
また、妊娠中や授乳中の方は、明日葉を食べる前に医師に相談してください。
コメント