2月3日は節分があります、各家庭や幼稚園・保育園など毎年の行事ととして行われております。
季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、年に4回あります。
しかし旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分(2月3日頃)は、大晦日に相当する大事な日でした。
立春の前日の節分が重要視され行われております。
季節の分かれ目、特に年の分かれ目(節分)には邪気が入りやすいと考えられており新年を迎えるための邪気祓い行事です。
「鬼のパンツ」が寅柄なのはナゼなのか調べてみました。
節分の「鬼のパンツ」が寅柄なのはナゼ?
桃太郎の鬼のパンツもそうですが、なんで寅柄なのか?
赤鬼・青鬼の体の体の色と同様、鬼のパンツが虎柄なのにも、ちゃんと理由があるのです。
●鬼が出入りするとされる不吉な方角
「鬼門」は、陰陽道では「北東」に当たります。
●方角を十二支にあてると北東は丑寅(うしとら=牛、虎)
●鬼の頭にあるのは牛の角、下は虎柄のパンツとなったそうです。
※十二支は、おなじみの「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の12個の記号です。
子(ね)11月・北・23時~1時
丑(うし)12月・1時~3時
寅(とら)1月・北東・3時~5時
卯(う)2月・東・5時~7時
辰(たつ)3月・南東・7時~9時
巳(み)4月・9時~11時
午(うま)5月・南・11時~13時
未(ひつじ)6月・13時~15時
申(さる)7月・南西・15時~17時
酉(とり)8月・西・17時~19時
戌(いぬ)9月・北西・19時~21時
亥(い)10月・21時~23時
時代劇ではよく使われておりますね
「今なんどきだ」とか。
秋田県男鹿市の「なまはげ」は鬼ではなかった?
秋田県男鹿市の「なまはげ」には角があるため、
鬼であると思ってましたが、
本来は鬼ではなく「なまはげ」は本来は鬼とは無縁の「来訪神(らいほうしん)」であったが、
近代化の過程で鬼文化の一角に組み込まれ、変容してしまったという説があります。
※「来訪神(らいほうしん)」は1年に
1度,時を定めて異界から人間の世界に来訪して,
さまざまな行為をして,人々に歓待される神々を一般に「来訪神」とよぶ。
赤鬼と青鬼は性格が違う?
●赤鬼は貪欲な性格
●青鬼は怒り・憎しみ・怨(うら)みなどの憎悪性格
だそうで体の色については京都・廬山寺
(ろさんじ)の節分行事でわかります。
赤鬼、青鬼、黒鬼が踊りながら登場し、厄除け開運の祈りを邪魔する、
豆や弓をもって退治されるという通称、鬼おどりと呼ばれている。
赤鬼は貪欲、緑鬼が瞋恚(しんい)・憎悪、黒鬼が愚痴をそれぞれ体現しています。
色分けは中国の「五行」に紐づけているそうで、
※「五行」とは、木行(青〈緑〉)、火行(紅)、土行(黄)、金行(白)、水行(玄〈黒〉)の5つ。
一風変わった節分会で毎年人気を集めております。
廬山寺(ろざんじ)
住所:京都府京都市上京区寺町通広小路上ル北之辺町397
電話: 075-231-0355
アクセス:出町柳駅から徒歩約11分
HP:http://www7a.biglobe.ne.jp/~rozanji/22setubun.html
節分に食べ物で厄除けをする?
節分には他にも諸々な食べ物で厄除けをするとの事。
「お薦めのイチ押しは福茶です。
昆布や豆、梅干しを入れて、そこにあつあつのお湯や煎茶を注いでいただきます。
昨今は梅昆布茶に金箔を浮かべたり、栗きんとんを入れたりと、多様な家庭の味があります。
静岡の局所では節分の豆3粒を茶釜などに入れ、いただくためにお茶をすくうケースに、
豆が入っていた人に福がくるとする習わしもあります。
福茶のストーリーは江戸中期頃の文献では、桃の木を入れて煮たお湯で煎茶を入れ、
その時に豆3粒、山椒の実3粒を入れていただくと病や災いを除けるお茶とされたという話もあるんですよ。
最後に
節分の豆まきも時代と共に変わってきました、豆も通販で購入されている家庭も
増えてます。
豆まきの豆にはパワーがある、部科学省の『日本食品標準成分表』によれば、
可食部100g当たりのたんぱく質量は牛肉を上回るそうです。
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