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8月の雑学!ラムネのガラス玉の名前は?玉の理由や役割は?

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ラムネのキンキンに冷えた炭酸を飲み干した後、瓶の中に転がるビー玉の音色が、何となく一瞬の涼香を運ぶと思いませんか?

日本の夏と言えば、風鈴と、蚊取り線香と、そしてラムネ! ン~ン まさにクールジャパンです。

 

無理を承知で、ビー玉を取り出したくてビンを振る。 今回はそんなラムネのビンについての色々をご紹介します。

ラムネのガラス玉の名前は?

ラムネ

ラムネのビンの中に入っているガラス玉。

ビー玉、ビー玉って言いませんか? 実はあのガラス玉の正体は、ビー玉ではなくて『エー玉』なんです。

あのラムネの『エー玉』って、ラムネのビンに蓋(ふた)をするために入っているのはよく知られています。

ところで、蓋をするためには、当然、きれいな真球になっていないと、そこから空気漏れや液漏れが発生します。

ですから、製造されたガラス玉は、ラムネの蓋に使える「A玉」と使えない「B玉」に分けられ、その「B玉」が子供向けに広まっていったという事です。

 

不合格だった使い道のない不良品を、どーせだから近所の悪ガキにくれてやるか、とばかりに駄菓子屋などで取り扱うようになったのが「B玉」。

そして、ビー玉となった訳です。

ですから、ラムネには絶対「ビー玉」は入っていません。

ラムネの玉が入っている理由は?

『ラムネ』の定義は「ビンの口をガラス玉で塞いだ(ふさいだ)炭酸飲料」全般を指します。

どこかの商標という訳ではないようです。

ちなみに、ガラス玉の代わりにキャップ(王冠)で蓋(ふた)をすると、『サイダー』と呼ばれます。

 

ですから、ラムネには必ずガラス玉が入っていますが、なぜガラス玉なのでしょうか?

ラムネが作られ始めたころには、コルクで蓋をしていました。

ところがコルクの最大の欠点は、時間がたつと炭酸が抜けてしまうことです。

そこで1872年、イギリスでコルク会社のセールスマンだった“ハイラム・コッド”が、

ガラス玉を使って炭酸飲料を密封する画期的な方法の容器として、ラムネのビンを発明しました。

ラムネのビンに炭酸飲料の原液を注ぎ入れ、炭酸を注入したら、すぐに逆さまにします。

そうすると、ガラス玉は炭酸ガスの圧力で飲み口に蓋をするという仕組みでした。

ラムネの玉の入れ方は?

では、ラムネのビンにどうやってガラス玉を入れるのかですが、大きく分けて二つの方法がありました。

⦁胴部と、口部を別々に作り、胴部にガラス玉を入れてから、両方に熱を加えて溶かし、一本のビンにする「ロウづけ」と呼ばれる方法です。

⦁ガラス玉が入るくらいの口部の広いビンを作り、ガラス玉を入れた後、ビンの口部をガスで焼いて柔らかくし、口の部分をすぼめて行き、最後に口部を冷やして狭くする方法です。

ラムネの玉の出し方は?

ラムネのビンからガラス玉を取り出す方法ですが、昔はビンを回収して再利用していたため、

割らないと完全に取れないタイプのビンだったようです。

やり方としては、ビンの口の部分をコンロなどであぶって加熱し、充分に加熱された頃に、水を浴びせかけます。

そうすると、ビシビシビシっと、ひびが入り、スプーンなどで、“コン!”と軽く叩くと、「ざっくり」と割れ、取り出せるそうです。

まとめ

昔は、たらいに冷たい井戸水をかけ流しにし、スイカといっしょにラムネのビンを冷やした記憶があります。

サイダーもラムネも同じようなものですが、同じラッパ飲みでも、サイダーは楽々飲めますが、

ラムネはガラス玉の動きが気になって、飲み干した時には、なにか味というか、旨さというか違っていませんでした? 私だけですかね~・・・

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