新型コロナウイルス感染症によって人々の生活が変わりつつある現在、
就職や転職活動をしている方にとって、世の中の流れには敏感にならざるを得ない状況なのではないでしょうか。
通勤ラッシュや満員電車を避けるために時差出勤やオフィスワークが不要と考える人達も出てきており、
企業が考えるこれからの会社方針や求める人材、選考時期の変化などさまざまな改革の動きが出てきています。
一人暮らしの女性にとって就職が思い通りにいかないことはストレスでもあり生活に直結する大きな出来事でもあるため、
冷静な情報収集が求められているのです。
今回はそんな女性たちのために、コロナが及ぼした影響や女性が活躍できる職種を幅広く紹介していきたいとは思います。
多くの人が苦しんでいる、大変な時期ですが、これを乗り越えれば平穏が待っていると信じて、前向きに頑張っていきましょう。
コロナの影響により就活への影響は?
2010年卒以来の就職氷河期が訪れる可能性もあると考えられている2021年卒の就職活動。
コロナウイルスが急速に広まり、社会で大きな問題となっている今、
早くからインターンシップなどに参加して企業からの評価を得ていた学生と、
コロナが広まった後に就職活動を始めた、いわゆる「出遅れ組」の学生では内定の獲得率に格差が出てきているようです。
就職活動への影響として、具体的なものを挙げるとすれば、やはり飲食業界やアパレル航空会社、
旅行会社といった活動的な事業を展開していた企業は大きな打撃を受けたと言って間違いないでしょう。
飛沫感染や他人の手からウイルスが移るのを防ぐために外食を控える家庭が多くなり、
旅行はキャンセル、必然的に飛行機や新幹線も使用しないといった世の中の動きが1部の産業を苦しめています。
それと併せてオンラインでの通勤や就職活動というものも増えてきました。
最近ではオンライン飲み会や、オンライン墓参りというものも出てきて、時代に合わせた新しい取り組みとして注目されているのです。
通常大きな会場を借りて行われる就職説明会も、今年は軒並み中止になり、
企業がそれぞれオンライン説明会を開き、そこに学生が参加するといった動きが主流になりつつあります。
これに関しては、地方住みの人にとってはむしろ交通費がかからず、企業の情報を得ることができるので、とてもありがたいものですよね。
さらに、インターンシップについてですが、22卒の就職活動のスケジュールは例年どおりであれば、
2020年の夏からインターンシップが始まり、2021年の春から採用情報が公開され、6月から採用選考というのが一般的な考えでした。
さらに、もともと2020年は東京オリンピック・パラリンピックの開催時期ということで、
夏のインターンシップを例年よりも早く設定していた企業も多く、夏が始まる前にインターンシップを予定していたところもあったほど、特別な年だった訳です。
しかし、夏より早く新型コロナウイルスが感染を広げ、世の中にも自粛の動きが浸透してしまったことによって、
採用活動どころではなくなってしまった企業やインターンシップを中止せざるを得なくなってしまった会社も多くなっています。
既に採用計画、内定をもらっている人もいる21卒はコロナの影響が少ないかもしれませんが、
その次の22卒は大きな影響がでないとも限らないのです。
これは、就職活動や採用活動に不便が生じているという理由のほかにも売り上げの減少や不景気などで、
新卒を採用しないというところもあるということになります。
既に人気の企業であるANAやスカイマークが21卒の採用を取りやめるという発表があったことで、
世間を賑わせました。新型コロナウイルスの影響は至るところに出てきているのです。
オンラインでの情報収集・情報交換
こうした新型コロナウイルスの影響がさらに広まると予想されている2020年現在、
これから就職をしようと考えている人が何をすべきかといったことがとても重要になってきます。
一番大切なのは、やはりオンラインでの情報収集や他の就活生との情報の共有でしょう。
大規模な就職説明会が開かれる見込みのない状況では会社の雰囲気やどんな大学を卒業した人が勤めているかなど、
詳しいことまで把握することが簡単ではありません。
そこで積極的に企業の説明会に参加するほか、学校の友人やその企業に勤めている先輩から情報を集めるようにすると今後役に立つ貴重な財産となります。
ただ、ここで注意して欲しいのがネットの情報をそのまま鵜呑みにすることが危険だと認識しておくということです。
なかなか内定が決まらない、就職活動をどうすればいいのか分からないという悩みは、
就活生にとって当たり前のものですよね。
そんな時についSNSや就職サイトの意見などで「こんな人は就職することができない」「資格を持っていないと大企業は難しい」といったマイナスな情報ばかりを選んでしまいがちです。
逆に楽観的な意見しか見ないという人もいるでしょう。
しかし、そうしたインターネット上の意見やコメントばかりに流されて、
自分のペースで就職活動を進めていけなかったことにより、後悔してしまうといったことがよくあります。
こうした事態にならないように、インターネットや、
よくある就職セミナーなどで言われる意見はあくまでもアドバイス程度にとどめておき、
実際に企業で求められる人材をよく研究して就職活動に挑むことが大切です。
女性が活躍できる職種とは?
男女雇用機会均等法や世間の風潮によって、性別間での格差が解消されてきたとはいえ、
体力的に男性にしかできないこと、女性には向いていない仕事などもあることは事実です。
では一体女性が活躍できる職種というのはどんな仕事なのでしょうか。
例としてよく挙げられるのは、医療や健康系に関わる仕事になります。
正確な知識を身に付け、患者さんのために日々診察や治療を施すといった社会には欠かせない職種なので、
男性のお医者さんも女性のお医者さんも、どちらも大切なのです。
さらに女性ならではの細やかな気遣いが多くの人々を癒してくれることでしょう。
その他にはIT・Webサービス、通信系のお仕事も女性がのびのびと働くことのできる職場になります。
体力が必要とされない分、自分が身につけた知識や技術を存分に活かすことができる他、
働き方や休暇の取得にも自由がききやすく、ワークライフバランスが取りやすい職種です。
その職場の人間関係にもよりますが、男性との比較が少ない分、
なんとなくで仕事ができませんので仕事として、やる気のない人はやめておいた方がいいでしょう。
また、女性が活躍できる職種として、意外なところをあげると、物流という手もあります。
最近では早朝や深夜のバイトとしても人気があるようですが、荷物の仕分け作業や車の運転だったり、
女性でもできることは多く活躍の場となっているのです。
この他にも様々な活躍の場があるので、是非自分の好みや特技にあった仕事を探してみてください。
まとめ
新型コロナウイルスで学校や企業、交通、イベントなど様々な場所に影響が出ている中、
就職活動を頑張る人にとってはとても大変な時期だと思います。
ただでさえナイーブになってしまいがちな状況の中、前向きに突き進んでいくのは難しいことかもしれませんが、
働きやすい場所や人との情報交換、オンラインを使用した情報収集の場など、今回紹介したものを利用すると少しは就活の助けになるかもしれません。
あまり深く考えすぎて悪い方向にしか意識が向かなくなってしまった場合、
どんどん落ち込んで何もする気がなくなってしまうので、適度に美味しいスイーツを食べるとか、
好きなDVDを見るといった楽しみも用意して将来への気力を保つことに目を向けることも大切です。
是非、試してみてください。
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