1・きゅうりの名前の由来は?
きゅうりの名前の由来は、中国語の「苦瓜(にがうり)」から来ています。
苦瓜は、きゅうりと同じウリ科の野菜で苦味のある果実でで、きゅうりは苦瓜よりも苦味が少ないことから、
「苦瓜」を「苦」を取って「きゅうり」と呼ばれるようになったと言われています。
また、きゅうりは中国語で「胡瓜(きゅうり)」と書きます。
胡は、中国西域を意味する言葉で、きゅうりが中国西域から伝来したことから、このような字が当てられたと言われています。
※ゴーヤと苦瓜の違いは?
ゴーヤと苦瓜は、同じ植物の別名です。
ゴーヤは沖縄の方言で、苦瓜は中国語で苦瓜のことを指します。
ゴーヤは熱帯アジア原産のウリ科の植物で、果実の表面にはイボのような突起があり、果皮は苦い、ゴーヤとの違い苦瓜は、呼び方の違いに過ぎません。
2・きゅうりの原産地と伝来は?
きゅうりの原産地は北インド、ネパール周辺とされています。
紀元前3000年頃には、インドで栽培されていた記録があり、その後にシルクロードを経由して中国に伝来しました。
中国では紀元前1000年頃には、すでに栽培されており、漢の時代には日本に伝来したとされています。
3・きゅうりの歴史(日本)は?
日本にきゅうりが伝来したのは、漢の時代とされていますが、しかし当時は貴族の間でのみ食用とされており、一般庶民には普及していませんでした。
江戸時代になると、きゅうりの栽培が盛んになり、一般庶民にも広く食べられるようになりました。
また、江戸時代には、きゅうりの品種改良も行われ現在のように、様々な品種のきゅうりが栽培されるようになりました。
4・きゅうりの品種は?
きゅうりの品種は大きく分けて2つに分けられます。
1つは日本原産の「古漬けきゅうり」です。
古漬けきゅうりは果実が太く、肉厚で皮が厚いのが特徴です。
2つめは中国原産の「すずきんきゅうり」です。
すずきんきゅうりは果実が細く、皮が薄いのが特徴です。
5・きゅうりの栄養価と効能は?
きゅうりは、水分が多くカロリーが低いため、ダイエットに適した野菜です。
きゅうりには「ビタミンC」、「ビタミンK」、「カリウム」などの栄養素が豊富に含まれています。
ビタミンCは、風邪の予防に効果的です。
ビタミンKは、骨粗鬆症の予防に効果的です。
カリウムは、高血圧の予防に効果的です。
6・きゅうりの食べ方は?
きゅうりは生食、加熱調理、漬物など、様々な食べ方があります。
生食は、きゅうりのシャキシャキとした食感を楽しむことができます。
加熱調理は、きゅうりの甘みを引き出すことができます。
漬物は、きゅうりの旨味を凝縮することができます。
7・きゅうりの保存方法は?
きゅうりは常温では、2~3日間保存することができ、冷蔵庫では、1週間程度保存することができます。
きゅうりを長持ちさせるためには、水分を切って冷蔵庫の野菜室に保存するのがおすすめです。
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